【調査報告】中高生2266名を対象に「プラスチックに対する意識調査」を実施

【調査報告】中高生2266名を対象に「プラスチックに対する意識調査」を実施

リバネスでは創業当初から、サイエンスやテクノロジーを分かりやすく伝える次世代教育に取り組んでいます。最先端の科学技術や、それを生み出している研究者の考えを伝えることで、理科離れの解消を目指すとともに将来の社会を担う次世代人材の育成を進め、同時に伝える大人の側が次世代人材の考えや視点を学ぶ活動を行ってきました。

 

今、中高生の多くが関心を持つ社会課題のひとつに「プラスチック問題」があります。プラスチックは人の生活とは切り離せない有用な資源として社会に根づいている一方で、ゴミとして流出したあとの環境や生態系への悪影響が世界的な問題として取り上げられています。

こうした状況において、プラスチックをどう社会の中で扱っていくべきかを中高生とともに考えていくべく、このたび大規模な意識調査を実施いたしました(回答数2266件)。

本稿ではその中から、現在の中高生が、プラスチックに対してどのような印象を持っているのか抜粋して紹介します。

今後リバネスでは、持続的なプラスチック利用が可能な社会のあり方を学び、考えるための教育プロジェクト「プラスチック共生プロジェクト」を発足いたします。この中で、様々な企業等の協力のもとで中高生に向けた教材やカリキュラムを開発、提供してまいります。

本取り組みへの参画を希望する企業の方は、お問い合わせください。

また、本意識調査は引き続き学校教員、中高生からの回答を募集しております。回答いただいた学校には、全体の結果および、各学校のデータをまとめてフィードバックさせていただきます。

※本稿に関する著作権は株式会社リバネスが保有しております。無断での使用は禁止とさせていただきます。利用を希望する学校、企業、団体の方はお問い合わせください。

本件に関する問い合わせ:株式会社リバネス 担当:藤田、小玉

アンケート結果概要(回答数:2266件)

調査名称 全国中高生対象 プラスチック 意識調査

調査対象 リバネスが繋がりを持つ全国の中学校・高等学校

実施期間 2020年9月19日(月)〜2020年9月30日(金)

調査手法 インターネット調査(Googleフォーム)

結果より抜粋

  • 86%の生徒がプラスチックが自分が生活する上で欠かせない素材だと思っている。
  • プラスチックが環境に良いを1とし、悪いを5としたとき、4,5を答えた生徒は81%いた。
  • 人類はプラスチックの使用量を減らすべきだと思っている生徒は90%いた。
  • リサイクル活動を推進する企業があることを知っている生徒は19%にとどまる。

学年

 

皆さんはプラスチックに対してどの様な印象を持っていますか?(1便利-5不便)

皆さんはプラスチックに対してどの様な印象を持っていますか?(1安全-5危険)

皆さんはプラスチックに対してどの様な印象を持っていますか?(1環境に良い-5悪い)

皆さんはプラスチックに対してどの様な印象を持っていますか?(1安い-5高い)

皆さんはプラスチックに対してどの様な印象を持っていますか?(1冷たい-5暖かい)

プラスチックは自分が生活する上で欠かせない素材だと思いますか。

プラスチックは人類が生活する上で欠かせない素材だと思いますか。

この中でプラスチックが含まれていると思う製品を選択して下さい。(複数ある場合は複数お答えください)

皆さんは環境に配慮し、プラスチックのリサイクル活動を積極的に推進している企業がいる事を知っていますか。

※具体的な企業名も上げてもらっている

皆さんはリサイクルに対してどれほど関心がありますか。

皆さんが普段実施しているプラスチックに関連する行動で、当てはまるものにチェックを入れて下さい。(複数ある場合は複数お答えください)

あなたは空のペットボトルを入れるボックスはゴミ箱と記載されておらず、回収ボックスであることを知っていましたか?

学校の授業や社会科見学、ニュースで聞いた事、習った事ある単語にチェックをお願いします。(複数ある場合は複数お答えください)

以下のキーワードの中で、関心のあるプラスチック問題をお答えください。(複数ある場合は複数お答えください)

人類がプラスチックを使用することで、環境に及ぼす影響はどれほど深刻だと思いますか。(1とても深刻-5全く問題ない)

今後、人類のプラスチック使用量はどうなると思いますか?

今後、人類のプラスチック使用量はどうなるべきだと思いますか?