参加者募集【超異分野学会】Future Food Tech ASIA/2021年3月5日11:00〜@大田区
リバネスが主催する第10回超異分野学会 本大会(2021年3月5-6日(金、土))内で、パネルディスカッション「Future Food Tech ASIA」を開催いたします。
今、東南アジアでフードテックベンチャーが熱い。多様な食文化が混ざり合う6.5億人の巨大市場で、サステイナブルに食料自給率を向上させることができるフードテックへの投資が、国家レベルで加速している。特に食料の約9割を輸入に依存するシンガポールでは、細胞由来の培養鶏肉の販売が昨年末世界で初めて承認され、今後世界のフードテックのハブとなることが期待されている。
リバネスグループでは、シンガポールやマレーシアの代替肉、フードパッケージ領域のベンチャーを積極的に支援しており、リアルテックホールディングスが出資したシンガポールのShiok Meats社は、日本のベンチャーや事業会社との連携を通してエビ細胞培養肉の開発を目指している。本セッションでは、フードテックの最前線を走る国内外のフードテックベンチャーと共に、東南アジアにおける食問題を解決するための国境を超えた連携を生み出す仕組みについて議論をしていく。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
ただいま聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
Future Food Tech ASIA
日時:2021年3月5日(金)11:00-12:00
場所:コングレスクエア羽田(東京都大田区羽田空港一丁目1 番 4 号 羽田イノベーションシティゾーンJ)
詳細:https://hic.lne.st/conference/hic2021/
登壇者
Shiok Meats Pte. Ltd. (ショーク・ミーツ)
CEO & Co-Founder
Dr. Sandhya Sriram(サンディヤ・シュリラム 博士)
幹細胞領域で10年以上の経験を持つ研究者。南洋理工大学(シンガポール)で博士号を取得後、シンガポール科学技術研究庁(ASTAR)で4年間同領域の研究に従事。その後、科学技術の事業化を支援する会社を2社(Biotech In Asia, SciGlo)立ち上げたのちに、ASTARに在籍していたDr. Ka Yi Lin氏(共同創業者兼CTO)と共にShiok Meats社を設立。Forces Women in Techに起業家として選出、Nature Biotechnology ブログの著者。1985年インド生まれ、ベジタリアン。
インテグリカルチャー株式会社
代表取締役 CEO
羽生 雄毅(はにゅう ゆうき)氏
2010年、オックスフォード大学博士(化学)、東北大学多元物質科学研究所、東芝研究開発センター、システム技術ラボラトリーを経て、2014年、細胞農業の実現に向けて研究者や学生数名とともに細胞培養肉の研究開発の有志団体”Shojinmeat Project”を立ち上げ、2017年にインテグリカルチャー(株)をスピンオフする。以降、Shojinmeat ProjectではDIY細胞培養技術の開発やアーティスト・クリエイター活動を通じた、大衆化と多様化に取り組み、インテグリカルチャー(株)では汎用大規模細胞培養システム(CulNet System)での細胞農業の標準インフラの構築に取り組む。
Ira Noah Pte. Ltd.
Director
海野 慧(うみの さとし)氏
2007年、立命館大学国際関係学部卒業。株式会社じげんに創業期より参画し、事業管掌取締役として東証マザーズにIPO、2018年に東証一部上場。 2020年、Ira Noahにジョイン。植物肉事業のグローバル展開をボードとして共同で担っている。
<モデレーター>
リアルテックホールディングス株式会社
取締役社長
藤井 昭剛 ヴィルヘルム(ふじい あきたか ヴィルヘルム)氏
東京大学大学院修士課程(国際協力学専攻)修了。気候変動対策イノベーションを推進するヨーロッパ最大の官民機関であるEIT Climate-KIC(株)に入社。持続可能な都市計画・再開発を牽引する新規部署の企画立案や資金調達を行った後、当部署にて建築物のレトロフィット、都市緑化、クリーンモビリティなどのプロジェクトの評価を担当。また、全社の人事制度改革タスクフォースの責任者となり幅広い人事業務も経験。リアルテックファンドでは出資先ベンチャーの成長を加速するための採用・チームビルディング・人事制度設計等、幅広い人事業務のハンズオン支援を行う。