【実施報告】サイエンスキャッスル研究費荏原製作所賞 最終研究発表会を実施いたしました
2021年1月28日(木)に、株式会社荏原製作所と株式会社リバネスがともに実施している「サイエンスキャッスル研究費荏原製作所賞」について、最終発表会を実施いたしました。
サイエンスキャッスル研究費荏原製作所賞では、2020年3月に「『流れ』を使って、未来を創る研究」をテーマに中高生による研究を公募し、4チームを採択いたしました。
採択された4チームは、2020年8月からおよそ6ヶ月間、下に示すそれぞれのテーマで研究を進めてきました。また各チームには荏原製作所社員とリバネス社員がアドバイザーとなり、月1回程度のオンラインツールを活用した研究のディスカッションやプレゼンテーションの指導、メール等でのアドバイスを行ってまいりました。
最終発表会は、当初は2020年12月20日(日)に実施したサイエンスキャッスル関東大会内での実施予定でしたが、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い延期し、今回オンラインで実施いたしました。
<サイエンスキャッスル研究費荏原製作所賞2020 採択校>
福島成蹊高等学校 | ミカヅキモに流れを作り効率的なSr²⁺吸収方法 ~ミカヅキモを活用した放射性物質回収に向けて~ |
和歌山工業高等専門学校 | アジが誤食した海洋プラスチックの年代測定から考えるプラスチックゴミの漂流期間 |
鳥取県立鳥取西高等学校 | 校地内の自然エネルギーを利用した空調システムの開発 |
福岡工業大学附属城東高等学校 | ユーグレナを餌としたアサリの連続育種(養殖)に係る塩分濃度とユーグレナ増殖液との関係の研究 |
各校からの発表では、コロナ禍で活動が制限されながらも継続してきた研究の成果について発表があり、今後の展望では来年度以降も継続して研究を進めることが強く発信されました。また、参加者からの質疑応答も活発に交わされ、今後の研究推進に対するアドバイスも多くありました。
リバネスでは今後も中高生の研究活動を支援してまいります。
発表チームの皆様、開催にあたりご助力頂いたすべての皆様に感謝申し上げます。
<問い合わせ先>
株式会社リバネス 担当:海浦
mail:[email protected]