参加者募集【超異分野学会】カタチと機能の共進化〜我々はカタチから何を学ぶことができるのか〜/2021年3月6日17:00〜@大田区
リバネスが主催する第10回超異分野学会 本大会(2021年3月5-6日(金、土))内で、パネルディスカッション「カタチと機能の共進化〜我々はカタチから何を学ぶことができるのか〜」(presented by 株式会社リバネス)を開催いたします。
動物は進化の過程の中で複雑な動きができる体を手に入れた。頑丈な骨をパーツにして作られる骨格と筋肉や皮膚などのやわらかい組織が融合は、握る、歩く、走る、飛ぶといった様々な機能を生み出している。長い進化の歴史の中で常にアップデートされ続けてきた形と機能の関係性について理解を進めることは、ロボットをはじめ我々の生活の中で動く機械の進化を促すだろう。本セッションでは、ソフトマテリアル 、ロボティクス、解剖学の研究者に集まってもらい、骨格と身体機能の関係性について議論しながら、形が持つ機能性をどのように取り入れていけるかについて考えたい。
本セッションのテーマに限らず、様々な切口から研究者、スタートアップ、大企業でディスカションするプログラムをご用意しております。
ただいま聴講者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。大会ウェブサイト(以下参照)にて受け付けております。
カタチと機能の共進化〜我々はカタチから何を学ぶことができるのか〜
日時:2021年3月6日(土)17:00-18:00
場所:コングレスクエア羽田(東京都大田区羽田空港一丁目1 番 4 号 羽田イノベーションシティゾーンJ)
詳細:https://hic.lne.st/conference/hic2021/
登壇者
山形大学 工学部機械システム工学科
教授
古川 英光(ふるかわ ひでみつ)氏
山形大学ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)の研究室代表。2009年の山形大学異動後に3Dゲルプリンターの開発を始めたところ、3Dプリンターブームが来て注目を集めるようになる。2018年4月に、やわらか3D共創コンソーシアムを設立、会長に就任するなど、技術の社会実装にも力を入れる。高分子ゲルの3Dデジタルファブリケーションを強化する研究、3Dプリンターを教育に活かす研究、先端技術を社会実装する研究で、新価値創造を地方からグローバルに展開している。
大阪大学大学院 基礎工学研究科
教授
細田 耕(ほそだ こう)氏
制御理論、ロボティクスとシステム的思考について教育する傍ら、生物が柔らかい身体を持つことと、知能的な振る舞いができることの間にはどのような関係性が存在するのか、という身体性とソフトロボティクスについて研究しています。
生物の知能的行動を理解するには、その情報処理だけではなく、身体の形を模倣する生物模倣・生物規範が重要だと考え、生物知能をロボットで実現することを目指しています。
筑波大学システム情報系
研究員
郡司 芽久(ぐんじ めぐ)氏
2017年3月、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程にて博士号(農学)を取得。同年4月より日本学術振興会特別研究員PDとして国立科学博物館勤務後、2020年4月より現職。専門は解剖学・形態学。第7回日本学術振興会育志賞を受賞。著書に『キリン解剖記』(ナツメ社)。
<モデレーター>
株式会社リバネス
執行役員
髙橋 宏之(たかはしひろゆき)
2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げなど、産業界と若手研究者との間で新たな研究プロジェクトを生み出すことを中心に従事。さらに、アカデミアの枠組みにとらわれずに個々人の知識、技術、課題解決に対するパッションを合わせることで、新たな知識、研究開発のタネを生み出す場、「超異分野学会」を仕掛け続けている。