リバネスキャピタル、誰もが認知症に困らない世界をつくる「ザ・ハーモニー株式会社」に出資
株式会社リバネスキャピタル(本社:東京都新宿区、代表取締役:池上昌弘)は、認知症に特化した複合施設の運営と認知症コミュニケーションロボットを開発するザ・ハーモニー株式会社(福岡県飯塚市、代表取締役CEO:高橋 和也、以下ハーモニー社)に出資しました。
ハーモニー社は、「介護にかかわる全ての人をハッピーに」をミッションに掲げ、介護事業を持続可能な産業とすることで誰もが安心して老後を過ごせる社会を創造すべく2012年4月に設立されました。認知症に特化した「通い・住まい・泊り」をワンストップで提供可能な複合施設運営スタイルを確立することで、従来サービスとの差別化を図り認知症高齢者のQOL向上を実現しています。
さらに2019年12月には、テクノロジー事業部を発足し、開発部門と認知症介護の現場を併せ持つ強みを活かして、現場への技術導入実証とプロダクト開発を速やかに進める体制を構築しています。2021年度内には初のプロダクトとして、AIを活用した認知症コミュニケーションロボットβ版による実証試験を開始、認知症高齢者の症状悪化防止と介護者の負担軽減を目指します。
またハーモニー社は、2020年10月には、株式会社リバネスが主催する大学や企業で生まれる科学技術の社会実装を促すプログラム「テックプランター」の「第1回ケアテックグランプリ(2020年10月31日開催)」においてファイナリストに選出され、企業賞を受賞しています。
今後もリバネスグループでは、ハーモニー社とともに、介護領域における各種テクノロジーの現場実装を推進してまいります。
<ザ・ハーモニー株式会社について>
介護事業の在り方をアップデートすることで、世界に先駆けて日本の介護を持続可能な産業とし、誰もが安心して老後を過ごせる社会を創造する為に2012年4月ソーシャルベンチャー企業として設立。2019年よりテクノロジー事業部を設置し、認知症コミュニケーションロボットの実装を進めている。