【開催報告】第10回 超異分野学会 本大会を開催しました

【開催報告】第10回 超異分野学会 本大会を開催しました

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役副社長CTO:井上浄)は、2021年3月5-6日(金、土)に第10回超異分野学会本大会(主催:リバネス)を開催しました。

大会テーマとして「変化・適応・進化」を掲げ、2つの基調講演、31のセッション、2つのアワード、2つのピッチを含む計37のコンテンツとポスター・ブース137演題を通じて、異分野・異業種など様々な垣根を超えた議論を行いました。プログラム詳細は第10回超異分野学会本大会のページを御覧ください。

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発令されている状況下で現地来場者数を制限せざるを得ない中、オンラインでも参加できる実施体制を構築し、超異分野学会として初のオン/オフのハイブリッドで開催しました。海外も含め、アカデミアの研究者、ベンチャー、大企業、中核企業、中小企業、町工場、生産者、省庁・自治体、小中高校生まで、2日間の開催で過去最大となるのべ2,193名が参加しました。

今回は、現地参加者、オンライン参加者が含まれる中でのコミュニケーションを活発化させるために、セッション等の視聴において、会場およびオンラインでもコメントができる仕組み(リバネス放送局)の導入の他、株式会社オリィ研究所が開発した分身ロボット「OriHime」やiPadを活用したポスター発表などを取り入れました。

 

【テクノロジースプラッシュ リバネス賞】
「研究に対する情熱が感じられるか」、「サイエンスとテクノロジーをわかりやすく伝えられているか」という観点で、参加者からの評価およびリバネスによる審査により、リバネス賞を決定して表彰しました。

受賞者:徳島大学 城 裕己さん
発表タイトル:小胞体膜を使って凝集を防ぐ

 

【最優秀ポスター賞】
「研究に対するパッションが感じられるか」、「独自性のある研究を行っているか」、「異分野の人に対して研究をわかりやすく伝えることができているか」、「異分野とのコラボレーションに対して積極的であるか」という観点で、来場者による投票とリバネスによる審査により、最優秀ポスター賞を決定して表彰しました。

受賞者:株式会社リコー 鴨田 紀一さん
発表タイトル:アナログとデジタルの融合が織りなすセラミックスの新しい可能性 ~直感的CADと3Dプリンタ~

 

超異分野学会は、異分野・異業種の参加者が垣根を超えて連携し、新たな研究テーマに取り組む機会をつくる場です。ここから生まれた新しいプロジェクトを推進し、その成果を元に、さらに来年も新たな異分野融合を起こす研究の連鎖をつくってまいります。