【企業向け】企業研究員のエンゲージメントを高める「中高生研究者応援Lab」サービス開始
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋 修一郎)は、このたび企業の研究員がアドバイザーとして次世代研究者(中高生)と共同研究を行う社会貢献活動を通じて、企業理念やミッションへのエンゲージメントを高める『中高生研究者応援Lab』サービス開始します。
<本サービスの企画概要>
本サービスは、中高生へのサポートを通して、企業研究員のエンゲージメントを高める社会貢献×人材育成プログラムです。企業の研究員が研究したいテーマをもつ中高生と月1回、オンラインで1時間程度の面談を行って次世代の研究活動をサポートします。研究の目標や発表会までの研究計画の立案、実験条件の設定などの研究手法の検討、そして得られた結果の考察を行い、研究全体をまとめて発信するまでの一連の研究活動について、ディスカッションやアドバイスを行います。まるで研究室での「ゼミ」のように、中高生研究者と企業の研究員が協力して研究活動を推進する取り組みです。
アドバイザーとして参加する企業の研究員は、中高生からの悩みや質問に対して、自分ならどのように解決するか、限られた研究環境で中高生研究者のやりたいことをどう実現するかを考えます。その過程で、自分自身の研究経験の掘り起こしや、研究者としての成長のプロセスに一歩踏み込んで振り返ることになります。「中高生のために」活動した結果として、自身が研究を通じて得た知識やスキルを整理し、フィードバックすることができます。
同様に、企業理念やCSV、SDGs、ESGといった自社の将来に向けた指針と重なる研究テーマをもつ中高生研究者を対象に選定し、次世代と向き合って研究活動をサポートすることが、企業の研究員にとって自社の理念やミッションへのエンゲージメントを高める機会にもなります。
<サービスの流れ>
期間:8ヶ月〜
①中高生向け研究費の設置
②研究アドバイザーの育成・実施
・企業内からアドバイザーの選出
・研究アドバイザーに必要なレクチャー
・研究アドバイザーの実践(月1回程度)
③参加研究員を対象とした学びのリフレクション(半日)
設計から実践中のサポート、振り返りはすべてリバネスのコミュニケーターが伴走支援します。
<企画背景>
中高生による研究活動が加速する中、より適切な手法の選択や結果の考察には課題があり、外部のサポートが不足しているのが現状です。リバネスでは2016年よりサイエンスキャッス研究費を立ち上げ、研究資金の提供だけでなく、大学の若手研究者が「研究コーチ」となって研究アドバイスを行うプロジェクトを独自に推進してまいりました。これまで200人以上の大学研究者が研究コーチを経験。アンケート等の調査から自身の研究に対する意欲の高まりが見られ、研究者の人材育成としても価値を発揮することがわかってきています。
今回の企画は、企業研究所と連携し、企業が力を入れる領域の研究を支援する研究費の設置、企業研究員による研究支援を行うものです。
<参考>
・研究コーチ実施企業募集|人材応援 vol.17, P29 参照
・過去の実施事例:サイエンスキャッスル研究費 アサヒ飲料賞2021
各プログラムは対象者に合わせて設計可能です。詳細にご興味ある方はこちらまでご連絡ください。
<問い合わせ先>
株式会社リバネス 人材開発事業部(担当:仲栄真)
Tel:03-5227-4198
Mail:[email protected]