研究アイデアのオープンイノベーションプラットフォーム『L-RAD』に関し、前橋工科大学との連携協定を締結

研究アイデアのオープンイノベーションプラットフォーム『L-RAD』に関し、前橋工科大学との連携協定を締結

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区/代表取締役副社長CTO:井上 浄)は、前橋工科大学(本部:群馬県前橋市/学長:今村一之)と、研究者が持つ技術開発等の研究アイデアの探索・活用を世界で初めて実現したオープンイノベーションプラットフォームL-RAD( https://l-rad.net/ )に関し、積極利用に向けた協定を締結致しました。L-RADを通じて未活用の研究アイデアを軸とした、研究者と企業とのコミュニケーションを加速し、研究者の研究時間を圧迫せずに新しい研究資金獲得を支援します。

今後、株式会社リバネスは前橋工科大学において、同大学に所属する研究者に対してL-RADシステムや利用方法に関する説明会を実施し、積極利用を働きかける活動を開始します。これにより、研究者が持つ研究アイデアを軸としたオープンイノベーションの創出を目指します。

 

【前橋工科大学 今村学長のコメント】

本学の前身である前橋市立工業短期大学は、戦禍で破壊された前橋市復興の願いを込めて多くの方々の尽力で設立されました。本学で学んだたくさんの優秀な技術者の努力で街は見事に復興されました。現在は、空洞化した市街地等新たな問題に果敢に挑戦することが大学の課題として求められています。そのためには、「技術」が必要です。2022年度の学科再編により新たに専門領域だけでなく、それを超えた分野との交流を促す仕組みを積極的に作って行こうとしていたタイミングでしたので、今回のL-RADとの連携は、この再編を大きく前進させる力になると思っています。

今回、株式会社リバネスと協定を締結したL-RAD(エルラド)は、大学を取り巻く環境や、現代の研究者のニーズを非常にうまく汲み取り、また企業にとっても大学とのオープンイノベーションを加速する、野心的で新しい取り組みです。前橋工科大学はこの仕組みをうまく活用し、 持続可能な社会発展をもたらすための人材育成と学術研究を推進していきたいと考えています。なお、株式会社リバネスの様々なプロジェクトは、変化する時代の中で、研究の世界に新しい風を吹き込み続けているので、大きな期待を寄せています。

 

 

左 株式会社リバネス 代表取締役副社長CTO 井上浄

右 前橋工科大学 学長 今村一之

 

リバネスでは、今後も大学等研究機関との連携を強化し、研究者の外部研究資金の獲得と研究推進、また企業が従来よりも早い段階で研究者と繋がりを持って共同研究を開始し、競争力を獲得できるようL-RADプラットフォームの拡充してまいります。

 

■L-RADとは ウェブサイト: https://l-rad.net/

科研費を代表とする各省庁が実施する公的な各種競争的研究資金では、主に大学等研究機関の有識者らによって審査され、採択・不採択が決定しています。採択基準は学術的に重要性が高いことが主であり、不採択となったアイデアの中には産業応用的な視点で再評価することで企業にとって有用なアイデアが含まれている可能性があります。それら不採択となってしまい、検証が進んでいない研究アイデアを検索・閲覧することができる世界初のオープンイノベーションプラットフォームがL-RADです。2020年3月には文部科学省の「研究支援サービス・パートナーシップ認定制度」に認定されました。

 

 

■本件に関するお問い合わせ

ホームページ:https://l-rad.net/

運営:株式会社リバネス

お問い合わせ先:研究開発事業部(担当:川名)

e-mail:[email protected]