薬学×アントレプレナーシップ!リバネス井上による熊本大学薬学部での講義「iHOPE」がスタートしました。

薬学×アントレプレナーシップ!リバネス井上による熊本大学薬学部での講義「iHOPE」がスタートしました。

2021年10月21日(木)、株式会社リバネス代表取締役副社長CTOの井上浄が熊本大学薬学部における「薬学概論2」にて講義を行ないました。当日は薬学部1年生88名が参加しました。

 

本講義は、熊本大学薬学部の薬学科および創薬・生命薬科学科の1年生を主な対象として、学生が薬学の専門性を生かして社会で活躍するための素地としてアントレプレナーシップを身につけ、精神的にも社会的にも自立した個人として問題意識を持ちそれらを解決することに挑戦する思考性の獲得を目指します。2017年から実施してきた本講義には延べ30名以上の県内外のアントレプレナーがゲスト出演してきており、2021年度からはより実践的な学びを深める大学院生向けのiHOPE NEXTへと発展しています。

 

本年度は4回の講義で構成しており、リバネス井上と、非常勤講師である弘津辰徳氏(株式会社サイディン)が講師を務めます。本年度のスタートとなる第1回講義では、「薬学はすごい!」をテーマとして弘津氏を含む3名のベンチャー企業経営者を迎えました。

弘津辰徳氏は熊本大学薬学部博士後期課程に在籍時に、自身の研究対象であったシクロデキストリンの無限の可能性で世界に貢献したいと、サイディンを設立。学生時代にどのような想いで起業したのか、その想いをどう具体化してきたのかを話しました。

適切ながん治療を届けるため、新たな病理診断の仕組みを創るベンチャー企業である株式会社ケイ・アイ・ステイナーの代表取締役 藤原章雄 氏(熊本大学大学院生命科学研究部 講師)にお話いただきました。藤原氏からは、マクロファージに関する研究のほか、病理診断における課題を解決するために起業した経緯を中心にご講演をいただきました。

2人目は、熊本の英知を活かし、人々の健康と豊かな暮らしへの貢献を目指す、株式会社くまもとファーマの取締役である久恒昭哲氏(熊本大学, 薬学部, 客員教授)にお話いただきました。久恒氏からは、熊本大学薬学部が有する天然化合物のライブラリーから創薬など事業化にむけた取り組みをお話いただきました。

上記の講演の他、新しいコトに挑戦する時の源になる、自らの熱や興味のあることを深掘りするワークショップを行い、言葉にして共有することに挑戦しました。

本講義は、11月に2回の講義を実施し、最終回となる2022年1月13日には自らの解決したい課題とそこに対するアクションを発表します。

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社リバネス(担当:福田)

TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]