未活用の研究アイデアを集積するプラットフォーム『L-RAD』に関し、広島市立大学との連携協定締結 ~ 大学等研究機関における新規外部資金獲得を支援 ~
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区/代表取締役社長COO:高橋 修一郎)は、広島市立大学(本部:広島県広島市/学長:若林 真一)と、研究者が持つ技術開発等の未活用の研究アイデアを集積するプラットフォームL-RAD( https://l-rad.net/ )に関し、積極利用に向けた協定を締結致しました。L-RADを通じて未活用の研究アイデアを軸とした、研究者と企業とのコミュニケーションを加速し、研究者の研究時間を圧迫せずに新しい研究資金獲得を支援します。
今後、株式会社リバネスは広島市立大学において、同大学に所属する研究者に対してL-RADシステムや利用方法に関する説明会を実施し、積極利用を働きかける活動を開始します。
【協定を締結した大学】
広島市立大学
【広島市立大学 若林学長のコメント】
広島市立大学は、地域と共生し、市民の誇りとなる大学を目指し、1994年に開学しました。現在まで、地域社会との積極的な連携を促すために、定期的に産学連携研究発表会も開催し、産業界との共同研究への発展や研究成果の事業化の促進を図ってきました。一方で、連携先が固定化されてしまい、新しい企業との接点を創っていくことに対する課題を感じていました。その中で、今回のL-RADの連携協定は、この課題を乗り越える一つの機会になると考えています。まず、学内の研究者にとってL-RAD会員企業との繋がりは、未活用の研究アイデアを新たな視点で捉え、共同研究や研究費獲得に発展していく可能性があります。そして、社会連携センターのスタッフたちは、学内の研究者の研究内容や目指している未来について改めて触れることになるでしょう。大学の持つ知的資源をさらに活用することで、共同研究や事業化に加え、次世代育成や地域活性化など、様々な視点から社会との接点を生み出していきたいと考えています。
左 広島市立大学 学長 若林 真一
右 株式会社リバネス 代表取締役社長COO 高橋 修一郎
リバネスでは、今後も大学等研究機関との連携を強化し、研究者の外部研究資金の獲得と研究推進、また企業が従来よりも早い段階で研究者と繋がりを持って共同研究を開始し、競争力を獲得できるようL-RADプラットフォームを拡充してまいります。
■L-RADとは ウェブサイト: https://l-rad.net/
科研費を代表とする各省庁が実施する公的な各種競争的研究資金では、主に大学等研究機関の有識者らによって審査され、採択・不採択が決定しています。採択基準は学術的に重要性が高いことが主であり、不採択となったアイデアの中には企業の産業応用の視点で再評価することで活用可能なアイデアもあります。L-RADは、不採択で検証が進んでいない研究アイデアを集積する世界初のプラットフォームです。2020年3月には文部科学省の「研究支援サービス・パートナーシップ認定制度」に認定されました。
■本件に関するお問い合わせ
ホームページ:https://l-rad.net/
運営:株式会社リバネス
お問い合わせ先:研究開発事業部(担当:川名)
e-mail:[email protected]