リバネス代表取締役グループCEO丸幸弘が株式会社ユーグレナの専門役員（最高研究開発責任者）に就任

株式会社リバネス代表取締役グループCEOの丸幸弘は、2022年1月1日付けで、株式会社ユーグレナ（本社：東京都港区、代表取締役社長：出雲充）の専門役員（非常勤）として、CRO（Chief Research＆Development Officer：最高研究開発責任者）に就任することをお知らせいたします。

ユーグレナからのリリースはこちら：https://www.euglena.jp/news/20211223-2/

丸幸弘は、2005年のユーグレナ社創業当時から、技術顧問として屋外大量培養技術の確立にも貢献した経緯がある他、リバネスとユーグレナ社の合弁会社であるリアルテックホールディングス株式会社の代表も務めております。これまでに、数多くのベンチャー企業の技術を育て輩出してきた経験を活かして、ユーグレナ社の技術シーズを社会に実装するための体制を強化してまいります。

なお、これまで執行役員として研究開発全般の責任者を担っていた鈴木健吾氏はChief Technology Officer（CTO）に就任し、藻類並びにバイオの領域での知見を活かしながら、異分野技術との融合により、シーズの応用分野探索と基礎技術の深化を行います。

鈴木健吾CTOと丸幸弘CROとの連携を図ることにより、ユーグレナ社が目指すSustainability First（サステナビリティ・ファースト）に寄与する技術開発と社会実装の両立を実現いたします

今後もリバネスグループは「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、研究開発型ベンチャーの成長を後押しし、応援してまいります。

【両者コメント】
＜丸幸弘＞
創業時から共に歩んできたユーグレナで再び研究開発にコミットできる機会を得たことを大変嬉しく思っています。今回の体制変更を研究開発の第2創業ととらえ、ユーグレナから次の世界を変える技術を開発し、地球貢献の実現を目指して実装してまいります。

＜鈴木健吾氏＞
当社の歴史や文化をよく知る丸さんの力を借りることができ嬉しく思います。
これから研究成果をさらに円滑に世に出していける期待にわくわくしています。新しいシーズを育てともに社会実装に繋げて参ります。

【プロフィール】
丸幸弘
株式会社リバネス代表取締役グループCEO
株式会社ユーグレナ専門役員 CRO※
2002年大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合わせて新たな知識を生み出す「知識製造業」を営み「知識プラットフォーム」を通じて200以上のプロジェクトを進行させる。町工場や大手企業等と連携したアジア最大級のベンチャーエコシステムの仕掛け人として、世界各地のディープテックを発掘し、地球規模の課題解決に取り組む。株式会社ユーグレナをはじめとする多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わる。2020年2月より、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーに投資活動を行うリアルテックホールディングス株式会社代表取締役を兼務。

鈴木健吾氏
株式会社ユーグレナ執行役員 CTO※
博士（農学）／博士（医学）。2005年東京大学在学中に株式会社ユーグレナの設立に携わり、共同創業者の一人として研究開発の責任者を担当して現在に至る。微細藻類の一種であるユーグレナの大量培養に関連した技術開発を中心に手掛ける。2016年に東京大学で博士（農学）、2019年に北里大学で博士（医学）の学位取得。現在は理化学研究所の微細藻類生産制御技術研究チームの研究責任者、マレーシア工科大学の客員教授、東北大学の特任教授を兼任。