【3/4-5 超異分野学会東京大会2022】パネルディスカッション:研究所革命 – 突破する個、越境する組織 –

【3/4-5 超異分野学会東京大会2022】パネルディスカッション:研究所革命 – 突破する個、越境する組織 –

3月4日(金)14:00-14:50

セッションパートナー
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社

「研究とは、新しい知識を創り出す行為である」。ほとんどの研究者は頷くだろう考え方ですが、一方で様々な企業研究所が今、「新しいテーマを生み出すのが難しい」という声を挙げています。0→1の新規テーマを生み出すのに必要なのはイノベーションの管理ではなく、突き抜ける/すり抜ける個を許容し、裁量を与え、出た芽をうまく育てることではないか。リバネスではそう仮説を立て、企業研究所の革命を起こしていこうとしています。
本セッションでは、企業研究者、企業から飛び出た研究者、アカデミアから企業を見つめる研究者を招き、革命を興すのに必要なことは何かを議論します。

HIC

大会概要

実施日時 2021年3月4日(金)・5日(土)9:30-19:00
実施場所 TOC五反田メッセ(東京都品川区西五反田6-6-19)
主催 株式会社リバネス
パートナー 株式会社ACSL
株式会社アオキシンテック
株式会社池田理化
弁護士法人内田・鮫島法律事務所
オムロン株式会社
協和発酵バイオ株式会社
KOBASHI HOLDINGS株式会社
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
ダイキン工業株式会社
DIC株式会社
東海旅客鉄道株式会社
東洋紡株式会社
日本財団
日本たばこ産業株式会社
⽇本ユニシス株式会社
株式会社フォーカスシステムズ
株式会社プランテックス
株式会社ユーグレナ
URL https://hic.lne.st/conference/tokyo2022/

研究所革命
– 突破する個、越境する組織 –

登壇者

中原 光一 氏

サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
研究推進部長

 

九州大学大学院農学研究科発酵学専攻修士修了、サントリー株式会社入社。基礎研究所での活動から、ウーロン茶ポリフェノールの機能性研究で博士(農学)取得。ポリフェノールの基盤研究や素材開発を通し、飲料や飴の商品化に基礎研究成果で貢献。技術開発部門では原料加工などの新規技術開発に従事し、水の反応特性を活用した新技術を開発。原料を独自化する技術を商品までつなぎ、2004年化学工学会賞技術賞。基盤研究の成果を添えて商品を送り出すなど、研究で社会に貢献することを目指す。現在、サントリーグローバルイノベーションセンターにて、社外連携による技術インストールを目指したオープンイノベーション活動を推進中。(山形大学客員教授を経験、東京農業大学客員教授を兼任)

林田 英樹

東京農工大学大学院
工学府 産業技術専攻 教授

 

大阪大学大学院基礎工学研究科物質創成専攻 博士後期課程修了、博士(理学)、神戸大学大学院経営学研究科現代経営学専攻 博士課程前期修了 経営学修士。現在、東京農工大学大学院工学府産業技術専攻で技術経営の教育と研究を活動中。日系化学会社19年・大手外資系化学会社13年と通算32年化学産業で活動中。グローバルでの機能性化学品の研究開発から新規事業化及び、既存事業マネジメントに加え、ベンチャー投資業を経験。化学品・半導体材料、バイオ、医療機器、介護IoT等はば広い領域でのオープンイノベーション活動により、大企業の持つ資源と他の企業、大学、ベンチャーの保有する技術を組み合わせて、新事業プロジェクトを創出した。

吉岡(小林) 徹 氏

一橋大学
イノベーション研究センター 講師

 

2005年大阪大学法学部卒業、2007年同法学研究科修了。同年より2012年まで株式会社三菱総合研究所にて科学技術政策の調査・研究を担当。2015年東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻修了、博士(工学)。同年一橋大学イノベーション研究センター特任講師、2016年から2019年まで東京大学大学院工学系研究科特任助教。2019年より現職。技術者、デザイナーの持つ知識に焦点を当てた技術、デザインの開発マネジメントの研究が主であるが、産学連携のマネジメントや大学の研究活動のマネジメントについて組織の観点からの研究を行っているほか、大学発ベンチャーについて外的環境からの研究も行っている。主たる著書に「イノベーション&マーケティングの経済学」(共著、中央経済社)。

〈モデレーター〉

井上 浄

株式会社リバネス
代表取締役副社長CTO

 

東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)。リバネス創業メンバー。博士課程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教を経て、2015年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授、2018年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者。

聴講・参加申し込み受付中

超異分野学会では、アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生など多くの皆さまの来場をお待ちしております。

お問い合わせ

本件に関するお問い合わせは以下までお願いします。

株式会社リバネス 研究開発事業部
担当:川名、塚越
MAIL: [email protected]
TEL: 03-5227-4198