現場実践型製造人材育成講座「スーパーファクトリーキャンプ」が日本経済新聞に紹介されました
この度、ものづくり研究センターが「令和3年度「地域新成長産業創出促進事業費補助金(地域産業デジタル化支援事業)」の採択を受けて開発した、町工場による現場実践型製造人材育成講座「スーパーファクトリーキャンプ」が日本経済新聞の電子版(2022年2月24日掲載)『東京の町工場、大手社員に企画・開発体験 失敗すぐ検証』に掲載されました。
現在、大手・中堅の製造業、スタートアップともにゼロから企画・設計・開発・製造を行う一連のプロセスを「手触り感」を持って理解している人材が不足しています。 他方で、中小の製造業の多くは従来型の仕様の決まった「もの」を納品する下請ビジネスモデルから脱却し、すり合わせの方法や、手触り感のある開発方法自体をサービスにしていく変革が求められています。
上記のような背景・問題意識を踏まえ、企画から製品まで一貫して担っている中小製造業が、開発受託業務だけでなく、大手・中堅の製造業の社員をOJTで受け入れ、彼らに助言しながら開発支援を行うサバイバル型製造開発人材育成サービス「スーパーファクトリーキャンプ」を開発しました。
2022年3月3日には、本事業の内容について紹介するセミナーも開催いたします。本実証においてSuper Factory Campに参加した、日本で唯一のオリジナル寿司ロボットメーカーである鈴茂器工株式会社の杉之尾氏と、浜野製作所に出向している阿部氏(大手自動車会社より出向)に登壇いただきます。町工場から学べること、そして今後大手メーカーと町工場の新しい関係について、赤裸々に語り、未来の製造業のあり方を共に考えますので、ぜひご参加ください。
リバネスものづくり研究センターでは、「新技術と匠の技で製造プロセスを革新する」ことをミッションに掲げ、町工場や大手メーカー、ベンチャー企業とともに研究開発を進めております。新規事業開発における製造支援「プロトタイピングラボ」、「中堅・中小企業とスタートアップの連携による価値創造チャレンジ事業」など、様々なサービスを展開しておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リバネス ものづくり研究センター 藤田大悟
TEL:03-5227-4198 E-mail:[email protected]