【実施報告】東京大学のURA勉強会にてリバネス代表取締役社長COO髙橋修一郎が講演を行いました

【実施報告】東京大学のURA勉強会にてリバネス代表取締役社長COO髙橋修一郎が講演を行いました

2022年3月24日(木)に、東京大学 リサーチ・アドミストレーター推進室が実施するURA勉強会(オンライン)にて、リバネス代表取締役社長COOの髙橋修一郎が講演を行いました。

URAは研究推進のプロフェッショナルとして研究の幅広いプロセスに関わり、大学等の研究推進支援を担う人のことを指します。
今回は「研究成果の社会実装を加速するブリッジコミュニケーターの挑戦~URAのもつ大きな可能性と期待〜」と題して講演を実施しました。東京大学の認定URAを対象に、リバネスの取り組みやリバネスが提唱する「ブリッジコミュニケーション」の考え方を紹介しつつ、URAがもつ可能性について話題提供・ディスカッションを行いました。

研究の内容など、伝えるべき事柄を「わかりやすく伝える」ことは重要ですが、伝える相手のことを理解してその相手に伝わるように工夫し、さらには自身も課題感(Question)や情熱(Passion)を持って能動的に伝えることも大事であるというのが、ブリッジコミュニケーションの考え方です。
講演の中では、URAなどで研究成果の社会実装促進に関わった経験を活かしながら自身が研究者や研究開発型ベンチャー企業の代表として挑戦を続ける方々の事例を紹介し、研究分野やセクターを超えて能動的にコミュニケーションを実践していくことの重要性をお話しました。
また、科研費などで不採択となった多くの研究アイデアを企業と繋ぐことで、新たな予算化の道を探るためのプラットフォーム「L-RAD」も紹介し、まだまだ未活用のまま眠っているアカデミアの可能性を産業界と接続していくことの重要性、そこで活躍できるURAへの期待についてお話ししました。
以上のような話を踏まえ、ブリッジコミュニケーションの考え方を活用することでこれからのURAの活躍の幅が広がっていくということを話題提供しました。

講演の後には、様々な立場で活動しているURAの参加者のみなさんとの質疑応答を通して、これからのURAの活動の広がりについて活発なディスカッションが展開されました。

本件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。

<お問い合わせ>
株式会社リバネス
地域開発事業部 西村知也
E-mail: [email protected]