「令和4年度広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援業務」に採択
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:高橋修一郎、以下「リバネス」)は、広島県より公募された「令和4年度広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援業務」に採択されました。本業務を通じ、広島県においてカーボンリサイクルに関わる研究開発を行う研究者・企業を発掘し、社会実装を推進してまいります。
リバネスは、従前より「リバネス研究費」や「テックプランター」等を通じて、カーボンリサイクルに関わる研究者やスタートアップとのネットワークを構築してきました。特に、2020年からは「テックプランターエコテックグランプリ」を開始し、カーボンリサイクルを含むエコテック領域の課題解決に資する技術の社会実装の促進をしております。加えて、同年に「広島テックプランター」を開始、広島県内の研究者・スタートアップや、大学、地域企業とのネットワークも広げ、広島県内からアントレプレナーを発掘・育成し、産業創出を目指す取り組みを進めております。
また、広島県は、世界的な脱炭素社会への動きを見据えて、広島県がCO2削減とカーボンリサイクルの先駆的な研究開発の拠点となるよう、これら技術の社会実装への取組推進と地域振興を目的として、2021年5月に「広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進協議会」を設立。2022年3月には「広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進構想」を発表、関係する企業・大学・団体等と連携しながら、カーボンリサイクル関連技術の基礎研究から社会実装まで幅広く取り組んでいくことで、世界のカーボンニュートラルの実現に貢献するとともに、県経済が飛躍的に成長を遂げることを目指しています。
本事業では、リバネスが有する知見や研究者・スタートアップのネットワークを活用し、広島県内外でカーボンリサイクル関連技術の研究開発及び実証に取り組む大学研究者や企業を支援することで、カーボンリサイクル関連技術の社会実装を推進します。具体的には、カーボンリサイクル関連技術を対象とした補助事業を設置し、広く申請者を募集します(公募開始は5月中旬を予定)。採択者に対して、リバネスはコミュニケーターとして補助金交付申請、研究者のフォローアップ、実績報告書等の作成支援など社会実装に向けた伴走支援を行います。
<対象分野>
(1) 二酸化炭素分離回収に係る分野
(2) 鉱物化による二酸化炭素固定化に関する分野
(3) 二酸化炭素を原料として燃料への転換に関する分野
(4) 二酸化炭素を原料として化学品への転換に関する分野
(5) 二酸化炭素吸収源に関する分野
(6) その他,直接的又は間接的にカーボンリサイクルの技術に資する分野
リバネスは本業務を通じて、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、広島県とともにカーボンリサイクルに関わる研究開発を行う研究者・企業に寄り添い、社会実装を推進してまいります。
本事業に関する問合せ
- 株式会社リバネス 担当:中島、井上、環野
- TEL 03 – 5227- 4198 / Mail:[email protected]