【実施報告】明星中学校にてAIとロボット開発教室を開催し、文化祭で発表会を行いました

【実施報告】明星中学校にてAIとロボット開発教室を開催し、文化祭で発表会を行いました

 リバネスは、AIロボットの開発を通じて、これからの時代に身近になる科学技術を楽しみながら学ぶ機会を提供し、生徒達に「答えのない問い」に向き合う経験とゲーム感覚で想像を形にできる感覚を掴んでもらうことで、身の回りに潜む課題の解決に挑戦するきっかけづくりを目標にしたロボット開発教室を2021年7月15,16日に明星中学校で開催いたしました。

 本教室は2部構成となっており、1部目は生徒達の担任の先生が実験教室で得られる学びと全体の流れについて理解を深める事前学習を行い、2部目で先生方と修士・博士号をもつ研究者であるリバネススタッフが共に4クラス150名の生徒達に対して2日間の実験教室を行いました。今回は、対象人数が多いことから、理解度と進行を統一させるため、各クラスをZoomで接続し、講師1人アシスタント7名(うち、担任の先生4名)の布陣で臨みました。また、今後は、生徒達自身が夏休みの期間を利用しロボット開発を進め、休み明けにそれを発信するためのwebサイトの作成方法を学ぶセミナーを行い、実装するところまで実施することで、開発から発信までの一連の流れを提供します。

<1日目:ロボットの心臓部マイコンについて学ぼう>

 ロボット開発における、思考プロセスや機能、構成を学び、実際にロボットの組み立てと心臓部分であるマイコン制御を実践しながら、動作テストを行う体験ができるカリキュラムとなっています。マイコンはイギリスのBBCが開発したmicro:bitと専用のアプリケーションを活用することで、プログラミングの論理的な考え方が初めての生徒達にもわかりやすく学べる仕様になっています。

<2日目:AIついて学び、子猫ロボットを開発しよう>

 AIとは何かについて理解を深め、画像認識について実際に学習させ動作テストを行い、1日目につくったロボットに組み込むことで、画像認識追尾ロボットを完成させます。後半は「Meisei Smart Community Project」と題して、学校や地域の課題をAIとロボティクスで解決するための開発テーマを考えるワークショップを行いました。この2日間を通した取り組みにより、生徒自身が身の回りの課題に目を向け、それを解決するためのロボット開発を行うきっかけづくりを提供しました。

 

また、10月にはロボットの専門家、アスラテック株式会社の吉崎氏を招き、文化祭の中で、学校の課題を解決するロボットに工夫をした成果を発表しました。

 株式会社リバネスは、これからも「答えのない問い」に向き合うための次世代に求められる教育プログラムを開発、展開して参ります。

 

 

<お問合せ先>

株式会社リバネス

担当:藤田・高木

TEL:03-5227-4198

MAIL:[email protected]