【超異分野学会 大阪大会2022】基調講演決定!神戸大学 産官学連携本部 客員教授 竹内 俊文 氏「涙で乳がん検知 ―鋳型と抗体で超高感度を実現―」
リバネスが主催する超異分野学会 大阪大会2022(2022年8月27日(土))の基調講演に、神戸大学 産官学連携本部 客員教授 竹内 俊文 氏が登壇し、分子インプリンティング技術の研究開発と事業化について「涙で乳がん検知 ―鋳型と抗体で超高感度を実現―」をタイトルに講演します。
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超異分野学会 大阪大会2022(https://hic.lne.st/conference/osaka2022/)
大会テーマ 変化を起こす、知の「衝突点」
日時:2022年8月27日(土)9:30-19:00
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がんを発見するための第一歩は、「がん細胞が身体のどこかに存在しているかどうか」を知ることです。竹内氏は、乳がん細胞から「エクソソーム」と呼ばれる小さな粒子が放出され、全身を巡っていることに着目しました。そこで、「分子インプリンティング」を使い、蛍光標識された小さな穴を作って、その中に乳がん細胞に特異的な抗体をつけてエクソソームを検出する技術「TearExo®」を開発。既存の検出技術に比べ、およそ数百倍もの高感度検出が実現したのです。この研究成果を社会に実装するため、竹内氏は2022年4月21日にベンチャー企業を立ち上げました。本講演では、乳がん検出に向けた実用化と、この技術によって広がる未来についてもお話しいただきます。
基調講演登壇者
神戸大学 産官学連携本部 客員教授
竹内 俊文 氏
広島県出身。富山医科薬科大学大学院薬学研究科修了(薬学博士)。日本大学助手、米国デラウエア大学・ハワイ大学マノア校博士研究員、東京大学先端科学技術研究センター客員准教授、広島市立大学教授を経て、2001年神戸大学着任。この間、JSTさきがけ研究者併任。クロマトグラフィー科学会学会賞、神戸大学学長表彰、第2回メドテックグランプリ神戸最優秀賞、日本ユニシス賞、ロート賞受賞。専門:分子インプリンティングによる機能性材料創製、バイオセンシング
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