東京都立大学にて「博士の1分自己紹介をパワフルにする〜QPMIワークショップ〜」を実施しました。

東京都立大学にて「博士の1分自己紹介をパワフルにする〜QPMIワークショップ〜」を実施しました。

本ワークショップは、東京都立大学が行う「産学官で活躍できるマテリアル革新を目指した次世代「双対型」人材育成フェローシップ」ならびに「多視座を涵養する『双対型』人材育成プロジェクト」の一環として実施されました。前者は科学技術振興機構(以下JST)が運営する文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の採択を、後者は同じくJSTの次世代研究者挑戦的研究プログラムの採択をうけている取り組みです。

 

本ワークショップでは博士学生を対象に、研究経験を生かしたキャリア形成のために、自分の研究をわかりやすく伝え、未来の研究を担う仲間を自ら集める力の大切さを示しながら、異分野の人をも巻き込む力をもつ1分間自己紹介の作成を行いました。

参加した19名の学生はほぼ全員が初対面という中で、ペアでワークを実施しました。自らの子ども時代を振り返るワークと、自らの問いや情熱、それらと研究活動とのつながり、人生において成し遂げたいことを記述するワークを通して、自己紹介文の作成に取り組みました。できあがった自己紹介文に対して「スケールが徐々に大きくなるストーリーになっていると感じた」「相手の背景(研究を始めたきっかけなど)までわかり、もっと知りたくなった」との感想が出、ワークショップ終了後も、質問や会話が続くペアもあり、異分野の研究者とのコミュニケーションを楽しんでいるようでした。参加後のコメントには、自分がなぜ研究を行うのか原点を考えたことが一番心に残ったなどの意見があり、自分と向き合うきっかけとなったようです。

 

<実施概要>

日程:2022年4月14日(木) 16:20-17:50

場所:東京都立大学 南大沢キャンパス12号館 106号室

内容:自己紹介は相手に興味を持ってもらう入口であり、その後の話を広げる方向性を決める、案外重要な一幕です。本研修では「自分の研究を加速したい」「自分のキャリアを広げたい」といった自分のキャリアを開拓しようとしている場面で、研究者に必要な仲間を集める力となる「1分自己紹介」を考えるセミナーを実施します。

参加者:博士後期課程1年 19名

講師:株式会社リバネス 人材開発事業部 伊達山 泉 博士(バイオサイエンス)

ティーチングアシスタント:株式会社リバネス 人材開発事業部 キャリアデザイン研究センターセンター長 立花 智子

 

タイムライン

16:20- 出欠確認、趣旨説明

16:30- 講師の自己紹介、リバネスの紹介

「研究者として新しいビジネスにチャレンジしてきたリバネスのトランスファラブルな考え方」とは?:「ベクトル」「ブリッジコミュニケーション」

16;35- ワーク0:1分自己紹介をしてみよう。:2人がペアになり、自己紹介をしあう。

16;40- ワーク1:子供時代を振り返ってみよう。

16:55- ワーク2:自分のQPMIサイクルを言葉にしよう。

17:15- ワーク3:QPMIシートを使い、1分自己紹介を作成する。再度2人ペアになり、自己紹介をしあう。

17:35- クロージング、個別質問対応

 

<問い合わせ先>

株式会社リバネス人材開発事業部

キャリアデザイン研究センター センター長 立花 ([email protected]