【開催報告】超異分野学会 大阪大会2022を開催しました
リバネスは、2022年8月27日(土)に超異分野学会 大阪大会2022(主催:リバネス)をパートナー9団体と共に開催しました。
大会テーマ「変化を起こす、知の『衝突点』」に相応しい基調講演2演題、パートナー企業と共に実施した9のセッション、そして118件のポスター・ブース発表を実施し、アカデミアの研究者、ベンチャー、大企業、中核企業、中小企業、町工場、生産者、省庁・自治体、小中高校生まで幅広い属性の参加者が来場しました。来場者数は300名にのぼり、様々な議論を交わしました。
本大会では、特別企画として知を衝突させた異分野の研究者やベンチャーの連携仮説に対して、最初の検証を加速させることを目的とした「Knowledge Manufacturing Ignition(ナレッジ・マニュファクチャリング・イグニッション)」を実施しました。2名以上の研究者・ベンチャー等によって組成された8つのチームから8件の連携仮説が生み出されました。その中から3件に対して、本セッションのパートナーである株式会社フォーカスシステムズから企業賞と連携仮説を深めるための準備金として副賞10万円を贈呈しました。
ポスター賞は、パートナーから5つの「企業賞」と「超異分野学会 大阪大会賞」の計6件を選定、表彰しました。
<超異分野学会 大阪大会賞>
テーマ:HSbody, a heat sterilizable antibody‐mimetic
-加熱殺菌可能な新規抗体模倣分子の創生-
受賞者:京都府立大学 雨坂 心人 さん
<最優秀ポスター賞受賞の様子>
<ダイセル賞>
テーマ:液体金属技術を応用した海水淡水化技術と有価資源回収法
受賞者:東京工業大学 堀川 虎之介 さん
<DIC賞>
テーマ:絵画の感性評価へ向けた多次元スペクトル解析
受賞者:茨城大学 稲垣 照美 さん
<日本オートファジーコンソーシアム賞>
テーマ:In silico modeling & simulation を用いた動物・ヒトにおける薬物・製剤の体内動態予測
受賞者:静岡県立大学 山田 幸平 さん
<バイオインパクト賞>
テーマ:次世代デバイスに向けた革新的な有機半導体材料の創製
受賞者:大阪大学 赤井 亮太 さん
<ユーグレナ賞>
テーマ:生餌となる水生ミミズの培養
受賞者:和歌山県工業技術センター 赤木 知裕 さん
本会で生まれた数多くのアイデアをしっかりと次の一歩につなげ、東京大会2023(2023年3月3-4日(金・土)開催)、さらにその後も続く超異分野学会を節目として活用しながら、異分野・異業種の仲間と共に、人類が向き合うべき研究テーマや課題に対しての研究を推進し続けます。
【超異分野学会とは】
超異分野学会の特徴:「異業種交流会」としての超異分野学会
<お問い合わせ>
株式会社リバネス 大阪本社(担当:濱口、磯貝)
〒552-0007 大阪市港区弁天1-2-30 オークプリオタワー403
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