【超異分野学会 北海道フォーラム2022】パネルディスカッション:日本の食料生産地からタンパク質危機に立ち向かう
11月26日(土)13:30-14:20
セッションパートナー チャレンジフィールド北海道
2050年、人口に対してタンパク質の供給量が足りなくなるタンパク質危機が起こると言われている。食肉の増産がボトルネックとなる中で、代替タンパクへの注目が集まっている。日本の食料生産地として揺るぎない北海道では、食料自給率は217%を達成し、国内の肉牛の20%(国内1位)、豚の8%(国内3位)が飼養され、水産資源においても全国の約4分の1の生産規模を占め、国内のタンパク質生産を支えてきた。この北海道から、新たなタンパク質生産の新しいアプローチを検討するとともに、代替タンパクに求められることについても議論したい。
大会概要
実施日時 | 2022年11月26日(土)9:30-18:00 |
実施場所 | 北海道大学 FMI国際拠点(北海道札幌市) |
パートナー | 株式会社フォーカスシステムズ 明治ホールディングス株式会社 STARTUP CITY SAPPORO チャレンジフィールド北海道 |
URL | https://hic.lne.st/conference/hokkaido2022/ |
日本の食料生産地からタンパク質危機に立ち向かう
登壇者
北村 もあな(きたむら もあな)氏
北海道大学 水産学部 海洋資源科学科 学生
Floatmeal CEO
日本人の両親のもと、ニュージーランドで生まれ、オーストラリアで育つ。東京学芸大学附属国際中等教育学校を卒業後、北海道大学水産学部へ進学。「もあな」はニュージーランドの先住民マオリ族の言葉で「海」の意味。あこがれの北海道で、海について学んでいくうちに、環境問題への関心を持つように。大学で出会った仲間達と共に次世代の食資源を開発すべく起業することを決意。
カマル・シュブロ・サジャッド氏
北海道大学大学院 環境科学院 学生
Floatmeal CSO
バングラデシュ、ダッカ出身。微生物学と環境科学の計2つの修士号を取得。文部科学省国費外国人留学生として、北海道大学大学院博士課程に在籍。低炭素化技術の開発に取り組んでいる。大学で出会ったチームメンバーと共に、食料システムの炭素排出を削減するクリーンテック・スタートアップFloatmealを創立。
日谷 知章(ひたに ともあき)氏
エア・ウォーター北海道株式会社 事業企画部 経営企画グループ グループリーダー
2009年4月よりエア・ウォーターエネルギー㈱【当時】に中途入社。
エネルギー販売販連事業、エネルギー関連新規商品開発に従事。
2021年9月より現在の部署にて新規事業、サーモン陸上養殖事業【杜のサーモンプロジェクト】に着任。
2022年8月東神楽町と地域連携包括連携を締結し、9月よりテストプラント建設をスタート(2023年4月完工予定)。
現在に至る。
山田 真治(やまだ しんじ)氏
チャレンジフィールド北海道 総括エリアコーディネーター
米国ペンシルバニア大学大学院工学研究科博士課程修了、Ph.D(材料科学)。㈱日立製作所研究開発グループにて、材料ナノテクノロジー、次世代電池などの材料関連の研究開発に従事。その後、2011年から材料研究センタ、エレクトロニクス研究センタ、基礎研究センタをマネジメント。2016年には北大など国内4拠点に共同研究拠点を開設し、社会イノベーションに向けた産学連携活動を推進。SCORE、START、NoMaps Dream Pitchなどの審査員も務める。現在、経産省産学融合拠点創出事業「チャレンジフィールド北海道」の総括エリアコーディネーターを務める。
〈モデレーター〉
川名 祥史(かわな よしふみ)
株式会社リバネス 研究開発事業部 部長
株式会社アグリノーム研究所 取締役
横浜国立大学大学院環境情報学府修了(博士 環境学)。2008年より横浜国立大学VBL講師、株式会社LDファクトリーの代表を経て、株式会社マイロプスの取締役に就任。2014年11月より株式会社リバネス地域開発事業部、2017年から株式会社アグリノーム研究所の取締役を兼任し、現在、株式会社リバネス研究開発事業部長。植物工場事業や飲食事業、アグリテックベンチャー支援など、農林水産業に関わる新規事業の立ち上げに関わる。
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株式会社リバネス(瀬野・川名)
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TEL: 03-5227-4198