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レアメタルを分離・抽出できる最新技術「エマルションフロー」を用いた実験教室を、茨城県立勝田中等教育学校で実施します。

レアメタルを分離・抽出できる最新技術「エマルションフロー」を用いた実験教室を、茨城県立勝田中等教育学校で実施します。

株式会社リバネスは、茨城県立勝田中等教育学校(茨城県・ひたちなか市)にて、2022年12月15日(木)に出前実験教室を実施します。
当日は、中学2年生の生徒120名を対象に、身の回りで使われているリチウムイオン電池に含まれる金属と、そのリサイクルを通じて、肉眼では見ることのできない原子の世界を体験します。

また今回は、株式会社エマルションフローテクノロジーズの取締役CTO長縄弘親氏も登壇します。株式会社エマルションフローテクノロジーズは、日本原子力研究開発機構の長縄氏が、レアメタルを選択的に抽出・分離しリサイクルするエマルションフロー技術の社会実装に向け設立したベンチャー企業で、リバネス主催の茨城テックプランターにエントリーし最優秀賞を受賞、リバネスは設立前から伴走支援を行っており、今回の登壇につながりました。茨城テックプランターから生まれたベンチャー企業が、県内の学校で出前実験教室を実施するのは、県内初めての試みであり、これにより、研究、創業、そして未来を担う次世代を育成する茨城県内でのエコシステムの構築を目指します。

〈実施概要〉
実施日 :2022年12月15日(木)
実施校 :茨城県立勝田中等教育学校(中学2年生120名)
実施形式:衛生面に十分な対策を取った上での対面実施
実施内容:
身の回りの家電製品や電池には、複数種類の金属が使われています。これらが分別されることなく廃棄されたらどうなるでしょう?リサイクルをすればもう一度新たな役割をもらえる金属たちがゴミとしてその役割を終えます。様々な材料の部品が使われる家電製品や電池では、種類ごとに分別することがとても大変です。そういったものが大量に捨てられると、1つ1つ丁寧に分別することは不可能に近くなってしまいます。金属をその種類ごとに分別することができれば部品はリサイクルされ、限られた資源の有効活用に繋がります。今回の実験教室では、貴重な金属であるレアメタルを種類ごとに分離できる溶媒抽出の実験やその原理を学び、さらに最新技術エマルションフローや、この技術をもとに長縄氏がベンチャー企業を立ち上げた想いなどについて講演を実施します。

 

リバネスでは、最先端の科学やものづくりのアイデアを用いた実験教室を様々な学校や学年を対象に実施しております。実験教室の他、中学・高校生向けのアントレプレナーシップ教育プログラムを本年度より開始しました。( https://lne.st/2022/06/08/20th-entrepreneur/ )ご興味をお持ちの方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。

 

〈本件に関するお問い合わせ〉
株式会社リバネス

担当:研究開発事業部 八木
教育開発事業部 濱田

TEL:03-5227-4198 E-mail:[email protected]