18-22歳の次世代がサステナブルビジネスの経験を積むための 「アドバンス採用制度」を開始〜第1号として19歳の立崎乃衣が就任
リバネスグループ(グループCEO:丸幸弘、本社:東京都新宿区)は、中学高校時代に類稀な才能を発揮して研究開発に取り組んできた18-22歳を対象として、リバネスの知識製造業にコミットし本気でサステナブルビジネスを創る経験を積む仕組み「アドバンス採用制度」を新設しました。
本制度は、次世代リーダーたちの枠にとらわれない前のめり(Advance)で自由な挑戦を後押しするとともに、次世代の感性や価値観とビジネスの現場をブリッジし、組織の生え変わりを促し続ける(Advance)ことを目的としています。本制度で活動する次世代リーダーを「モルティング ジェネレーター;Molting Generator(生え変わりの生成元となる人)」と名付け、毎年数名を受け入れる予定です。
記念すべき第1号は、小学生の頃からオリジナルロボット開発を手がけ、サイエンスキャッスルや孫正義育英財団等で数々の実績をもつ19歳の立崎乃衣さんに決定しました。立崎さんは2023年3月2日にモルティング ジェネレーターに就任し、次世代教育や課題解決のためのディープテック開発を中心に活動していきます。
アドバンス採用制度に関するお問合せ:問い合わせフォーム( https://lne.st/contact/ )
リバネスでは、2001年の創業当時より、課題解決に挑戦したいという強い情熱をもち、自らの意思で飛び込んでくる国内外の大学生を受け入れ、知識製造の現場で共に活動してきました。
2008年には、ロンドン大学の学生であった前川昇平が夏休み期間の一時帰国を活用してリバネスの門を叩き、大学院終了後にはリバネスに入社、現在はリバネスシンガポールのDirectorとして活躍しています。また、2012年の大学1年生時にリバネスロボティクスラボを立ち上げた西田惇は、現在シカゴ大学の研究員に就任、さらに、2014年の高校時代からリバネスのバイオラボで研究していた片野晃輔は、MITメディアラボの研究員を経て現在は拡張生態系の研究者として活躍しています。
また、リバネス20周年企画の一つである、アントレプレナーシップ教育に携わる経営者の多くは、20代前半でMakers Universityのリバネスゼミでビジネスを学び、成長を遂げています。
このように、18-22歳の時期に、リバネスの中で知識製造の現場にコミットし、長期的な活動をともにすることが、社会課題に立ち向かうアントレプレナーを最速で輩出するための方法であり、かつ、次世代の感性や自由な発想と混ざり合うことでリバネスの「未来の視点で未来を創る」思考を育むことにつながります。
このたびのアドバンス採用制度を通じて活動する次世代リーダーは、鳥の羽毛が抜けかわる「モルティング(Molting)」と、発電を起こす発生器「ジェネレーター(Generator)」に由来する「モルティング ジェネレーター(Molting Generator)」と名付けました。”自身の次なる挑戦に立ち向かうことで雛の羽毛が生え変わり巣立ち(Leave a Nest)を促す”という意味と、”組織の刺激物として生え変わりのきっかけをつくる”という2つの意味が込められています。
今回、第1号モルティング ジェネレーターとして就任する立崎乃衣さんは、小学5年生の時にリバネスのロボティクスラボに参加し、オリジナルロボットの開発を始めてから中学1年生でサイエンスキャッスル研究費THK賞に採択され、飲食店舗の給仕ロボット「ペンちゃん」を開発、サイエンスキャッスル関東大会2017では優秀賞及び大会特別賞を受賞しました。また、ロボットの世界大会に進出したFRCチームの設計担当を担い、さらに、コロナ禍に3DCAD技術を用いて製造したフェイスシールドの寄付活動を行いました。これらの活動が評価され、Lenovo、孫正義育英財団、Forbes JAPAN等に社会を変える若者として選出されています。今回は、高校卒業から大学入学の間のギャップイヤーを活用して活動していきます。
今後もリバネスグループでは、立崎さんのようなアントレプレナーシップを発揮する次世代の仲間と共に課題解決に資する活動を推進し、地球貢献を実現してまいります。
リバネスグループの仲間として活動したい18-22歳の方を積極的に受け入れておりますので、ぜひお問合せください。
【アドバンス採用制度】
役職名:モルティング ジェネレーター(Molting Generator)
任期:最大2年間
選定プロセス:株式会社リバネスの採用規定に準ずる
受入時期:不定期
業務内容:教育事業の推進、新規プロジェクトの立ち上げ
勤務形態:有給社員(勤務日等は個別に相談)
参加条件:18歳-22歳
・中高生のための学会「サイエンスキャッスル」で優秀な結果を残している方
・中高生時代に強い課題意識を持って活動を推進してきた実績を持つ方
問い合せ:リバネスWebの問い合わせフォーム( https://lne.st/contact/ )から「アドバンス採用制度」についてご相談ください。
【立崎乃衣プロフィール】
2004年生まれ。5歳より電子工作、9歳よりロボット製作を始め、小学5年生でリバネスのロボティクスラボを受講し、オリジナルロボットを開発。サイエンスキャッスル2017関東大会でTHKの部品を使った給仕ロボットペンちゃんを発表し優秀賞・大会特別賞受賞。2017年よりFRCチームSAKURA Tempestaに所属し設計を担当。FIRST Robotics Competitionに出場し、Regional Chairman's Awardを2回、新人賞3つを全て受賞。「Lenovo」が選ぶ「世界を変える10人の若い女性」に日本人で唯一選出。孫正義育英財団5期生。ロボティクスラボで培った3DCADの技術を活用し、2020年Face Shield Japanを設立し、2000個のフェイスシールドの寄付活動を行った。2022年 Forbes JAPAN 30 UNDER 30にこの年最年少で選出される。