マレーシア科学技術&イノベーション省傘下のアクセラレータMRANTIとMOUを締結。日本とマレーシアのディープテックエコシステムを接続
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:丸幸弘、以下「リバネス」)の海外子会社Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.(以下「リバネスマレーシア」)は、6月15日にマレーシア科学技術&イノベーション省傘下の科学技術アクセラレーター(以下「MRANTI」)と、日本・マレーシア両国の科学技術イノベーション促進に関する基本合意書(MOU)を締結しました。
本MOUは、リバネスマレーシア及びリバネスとMRANTIの協力を通じて、それぞれの専門知識とリソースを活用し、両国の経済成長、次世代のリーダー人材の育成、イノベーション文化の醸成を目指します。また本MOUは、日本・ASEAN友好協力50周年である本年に合わせ、ASEAN地域と日本との強い歴史的絆と永続的なパートナーシップを約束するものとして締結されました。
MOU調印式は、リバネスが主催する「日本ASEAN友好協力50周年企画:日本と東南アジアを接続した「知識製造」を加速させるGlobal Conference」内で実施し、MRANTIのCSOであるKhalid Yashaiya氏と、リバネスグループCEOの丸幸弘の立会のもとMRANTIのCEOであるDzuleira Abu Bakar氏と、Leave a Nest MalaysiaのManaging Director Abdul Hakim Sahidi氏によって署名され、本パートナーシップを通じて、以下の内容を目的に包括連携することを約束しました。
- 2023年から2025年にかけて、日本企業やスタートアップのマレーシア進出を支援し、両国の経済成長を促進する。
- 日本企業やスタートアップとマレーシアのコラボレーションを通じて、科学技術の発展を促進し、次世代のリーダーとなる人材の育成と新たな雇用の創出の可能性を検討する。
- マレーシア企業やスタートアップの日本進出を支援し、両国の経済成長を促進する。
- 「Leave a Nest University(仮称)」 を設立し、科学技術を用いて社会課題を解決できる人材の育成を促進する。
- 有望なディープテックスタートアップに対して共に投資する仕組みをつくり、科学技術の産業化を推進する。
- リバネスグループとMRANTIの両社間で知識を共有し、両組織の強みを活かして日本とマレーシアの技術の進歩を促進する。
両社は、このMOUを通じて、それぞれの強みと専門性を活かし、技術の進歩、アントレプレナーシップをもった次世代リーダーの育成の促進、イノベーションを加速するエコシステムの構築を実現していきます。
【Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.(リバネスマレーシア)について】
リバネスマレーシアは、2013年にマレーシアをはじめとするイスラム圏にリバネスの知識プラットフォームを拡大するため設立されました。現在では、マレーシアの政府機関やトップ5大学と密接に連携し、科学技術イノベーションの促進、スタートアップの支援、次世代の人材育成に取り組む、科学技術のリーディングカンパニーとして成長しています。科学技術教育に強い関心を持ち、個人や組織が技術的進歩を推進し、社会に貢献するための様々なプログラムやイニシアティブを提供しています。
【MRANTI(Malaysian Research Accelerator for Technology & Innovation) について】
MRANTI (Malaysian Research Accelerator for Technology & Innovation) は、マレーシア科学技術&イノベーション省傘下の科学技術アクセラレーターを行う政府系企業です。マレーシアの技術開発、研究協力、イノベーション主導の成長を積極的に促進しています。MRANTIは、研究者、起業家、業界関係者に資金、リソース、サポートを提供することで、画期的な技術の商業化を加速させ、持続可能な経済発展を促進することを目的としています。
【お問合せ】
株式会社リバネス グループ開発事業本部 上野
TEL:03-5227-4198 E-mail:[email protected]