群馬県立県民健康科学大学とL-RAD連携に関する協定締結式および記者会見を実施
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区/代表取締役社長CCO:井上浄)は、群馬県立県民健康科学大学(本部:群馬県前橋市/学長:柏倉健一)と、研究者が持つ技術開発等の未活用の研究アイデアを集積するプラットフォームL-RAD( https://l-rad.net/ )に関し、2023年6月16日に積極利用に向けた協定に調印し、記者会見を実施致しました。
L-RADを通じて未活用の研究アイデアを起点とした、研究者と企業とのコミュニケーションを加速することで、新たな研究プロジェクトの創出を目指します。
今後、株式会社リバネスは群馬県立県民健康科学大学において、同大学に所属する研究者に対してL-RADの仕組みや利用方法に関する説明会を実施するなど、積極利用を働きかける活動を開始します。
【協定を締結した大学】
群馬県立県民健康科学大学
左 群馬県立県民健康科学大学 学長 柏倉 健一
右 株式会社リバネス 代表取締役社長CCO 井上 浄
【群馬県立県民健康科学大学 柏倉学長のコメント】
本学は、少子高齢化の急速な進展や疾病構造の変化、新たな感染症の発生など、対応すべき高度医療知識と技術を有する保健医療専門職養成のため、群馬県が2005年に設置しました。教授、准教授クラスのベテランの研究者は委託研究などで外部とのつながりが多いが、若手は知名度・実績から、独自に企業とのマッチングを行うことが難しい場合があり、L-RADをうまく活用できればと考えています。
掲載メディア:日経新聞
リバネスでは、今後も大学等研究機関との連携を強化し、研究者の外部研究資金の獲得と研究推進、また企業が従来よりも早い段階で研究者と繋がりを持って共同研究を開始し、競争力を獲得できるようL-RADプラットフォームの拡充してまいります。
■L-RADとは ウェブサイト: https://l-rad.net/
科研費を代表とする各省庁が実施する公的な各種競争的研究資金では、主に大学等研究機関の有識者らによって審査され、採択・不採択が決定しています。採択基準は学術的に重要性が高いことが主であり、不採択となったアイデアの中には産業応用的な視点で再評価することで企業にとって有用なアイデアが含まれている可能性があります。それら不採択となってしまい、検証が進んでいない研究アイデアを検索・閲覧することができる世界初のオープンイノベーションプラットフォームがL-RADです。2020年3月には文部科学省の「研究支援サービス・パートナーシップ認定制度」に認定されました。
■本件に関するお問い合わせ
ホームページ:https://l-rad.net/
運営:株式会社リバネス
お問い合わせ先:研究開発事業部(担当:川名)
e-mail:[email protected]