【超異分野学会 北海道フォーラム2023】道内自治体による課題ピッチ 「北海道スプラッシュ」 / 2023年9月1日(金)
リバネスが主催する超異分野学会 北海道フォーラム2023(2023年9月1日(金))内で、道内自治体による課題ピッチ「北海道スプラッシュ」を開催いたします。
大会テーマ
新結合による実証研究が、日本一進む場所へ
日時:2023年9月1日(金)9:30-18:00
場所:北海道大学 FMI国際拠点(北海道札幌市)
令和5年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業(地域・社会課題の発掘と解決に向けたマッチング)」との連携により、道内の市町村自治体による課題プレゼンを行います。自治体との連携により、地域・社会課題解決を目指した実証プロジェクトの創出を目指しています。
道内自治体による課題ピッチ「北海道スプラッシュ」
日時:2023年9月1日(金)11:00-11:10
<登壇一覧>
・雄武町 産業振興課 水産係
ホタテ稚貝養殖施設の損傷に係る復旧及び水産資源の資源量調査の効率化
雄武町は、水産業を基幹産業とし、特にホタテ貝の生産においては、例年、水揚量の大半を占める主要漁業としています。ホタテ貝の生産は、稚貝育成から放流までの臨採体制をとっていますが、中間育成施設の上ブロック綱の断裂により、稚貝育成篭が海底に沈んでしまう事案が毎年発生しています。ホタテ貝生産の安定化のため、育成篭引上げ及び水産資源の調査の効率化のため水中ドローンの開発を求めています。
・森町 水産課
ホタテ加工時の廃棄物の有効活用と、処理施設の省エネ化
森町は穏やかな内浦湾の南部に面した水産業の盛んな町です。特にホタテはふるさと納税の返礼品などとしても人気が高く、水産加工業者も多数在ります。その一方で、加工時に出るホタテ貝殻やホタテウロなど副産物の処理、そして処理施設の光熱費削減が課題となっています。これら廃棄物の有効活用法や光熱費の軽減できる自然エネルギー等の省エネ技術を求めています。
・余市町 政策推進課
醸造用ぶどう産地としての体制整備
余市町は醸造用ぶどうの栽培において実績を有し、近年ではワイナリー数も増加しつつあります。一方で、農家の高齢化が進む中で労働力不足が課題となっており、草刈り・薬剤散布など農作業の機械化・省力化が求められていますが、実証段階から先に進まず実用化の実績が少ない状況です。加えて、観光産業への接続においても、公共交通や受入施設の不足という問題を抱えており、ワインの銘醸地としての体制整備に向けた技術やアイデアを求めています。
・蘭越町 農林水産課
水稲や施設園芸におけるスマート農業による効率化
蘭越町は、「らんこし米」として道内の良食味米産地であり、近年ではトマトやアスパラガス等の施設園芸も展開しております。当町においても、高齢化や離農の増加は顕著であり、作業効率化に向けたスマート農業が必要だと感じている状況です。中でも、水田における除草システムや各種野菜の収穫ロボットなど先端技術を駆使した様々なアイデアを求めています。
超異分野学会 北海道フォーラム2023
聴講・参加申込み受付中
アカデミア、ベンチャー、大企業、町工場、自治体、中学・高校生など、多くの方のご来場をお待ちしております。