【実施報告】相模女子大学高等部にて校内で採取したタンポポの品種を調べるDNA鑑定実験教室を行いました!

【実施報告】相模女子大学高等部にて校内で採取したタンポポの品種を調べるDNA鑑定実験教室を行いました!

株式会社リバネスは、相模女子大学高等部(神奈川県相模原市)にて、2023年8月25日(金)に出前実験教室を実施しました。本実験教室には、ライフサイエンスコースの生徒を含む高校生14名が参加しました。実験教室内では、「学校内に生えたタンポポをDNA鑑定で調べてみよう!」というタイトルのもと、事前に学内で採取したタンポポの葉を使用して、PCR・電気泳動の実験を行いました。

【実施概要】
日時:2023年8月25日(金)9:30〜16:00
場所:相模女子大学高等部
対象:高校生14名
タイトル:「学校内に生えたタンポポをDNA鑑定で調べてみよう!」
実験内容:ブロッコリーを使用したDNA抽出実験、学内タンポポを使用したPCR・電気泳動法の実験(制限酵素処理を含む)

【当日の様子】
今回の実験教室は実施校の卒業生であるリバネススタッフが、自身が実験教室に参加した当時感じた「新しいことを知ると見える世界が広がる」という発見を伝えるべく、学生が学内で事前に採取したタンポポの葉を用いて、抽出したDNAをPCR・電気泳動を行い校内に生息するタンポポが在来種なのか外来種なのかを調査しました。

結果、学内のタンポポからは在来種は発見されませんでしたが、交雑種がみられたことにより学内の自然生態系にも興味を示す生徒もいました。

また、昼食時や実験中の待ち時間を利用してTAの研究紹介や進路の話をする時間を設けることにより、参加する生徒たちが研究者について理解する機会が生まれ、夏休み明けの探究学習時間において何を行うかや卒業後の進路について考えるきっかけとなりました。

実験教室は、生き物の設計図「DNA」を実際に見るところから始まりました。 実験の合間には、タンポポの種類を予想する議論が活発に行われていました。
大学の研究室でも使われる精密な実験器具の扱い方もマスターします。 スタッフによる研究紹介と、その分野を学ぼうと思ったきっかけを話す機会も設けました。

【参加した生徒の感想】
・初めてのことが多くて、とても楽しかったです。みなさんとても優しくて、説明もわかりやすかったので、とても勉強になりました。
・この経験を活かして、進路についてより考えてみようと思います!本当にありがとうございました。
・普段は嫌いな生物の勉強をしながら、楽しめて参加出来たので、凄く自分の為になったと思うし理解が深まったので、将来のなることに繋げていきたいです。ありがとうございました。
・DNAの鑑定なのでもっと難しいものだと考えていましたが思ったよりも身近なものでわかりやすくとても楽しかったです。
・丁寧な解説があって、とても興味を惹かれました。手頃なもので作れた実験器具等面白い話ばかりでした。
・学校の授業では、実験をする事があまりありませんでした。なので、実験らしい実験ができて楽しかったです。また、進路選びの参考にもなりました。
・今まで使ったことない器具や聞いたことない分野の話を聞けて良かったです。 また参加する機会があったらタンポポを取る時に少し種類を気にして取って色んなタンポポを実験できるようにしたいです。

リバネスでは、最先端の科学やものづくりのアイデアを用いた実験教室を様々な学校や学年を対象に実施しております。出張訪問型の他、オンラインを活用した企画開発も積極的に実施をしています。ご興味をお持ちの方は下記問い合わせ先までご連絡ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リバネス 東京本社(担当:濱田・吉川)
TEL:03-5227-4198 E-mail:[email protected]