【超異分野学会2024 東京・関東大会】基調講演に東北大学 助教/AZUL energy株式会社 取締役 阿部 博弥氏が登壇「生物に学ぶ材料設計で科学を深め、生活を豊かに」／2024年3月9日 13:30-13:50
リバネスが主催する超異分野学会2024 東京・関東大会の基調講演に、東北大学 学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部 助教/AZUL energy株式会社 取締役 阿部 博弥 氏に登壇いただきます。「生物に学ぶ材料設計で科学を深め、生活を豊かに」と題してお話しいただきます。
生物に学ぶ材料設計で科学を深め、生活を豊かに
次世代エネルギーデバイスとして注目される燃料電池や水素エネルギーシステムには、レアメタルである白金が使用されており、資源制約やコストがこれらの普及の妨げとなっている。阿部氏らは、白金代替触媒としての可能性が期待される金属錯体青色顔料と安価なカーボン材料を原料にした新素材を開発。この新素材「AZUL」は起電力と発電性能の両面で優れた触媒性能を示し、現在は事業化に向けた開発を進めている。一方、大学では環境調和型電池の研究を展開するなど、自然界の優れた機能を先端技術へと適用することをコンセプトに柔軟な発想で研究を進めている。
登壇者
阿部 博弥（あべ ひろや）氏
東北大学 学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部 助教
AZUL energy株式会社 取締役
2018年 東北大学大学院 環境科学研究科 博士課程 修了。博士（学術）。日本学術振興会 特別研究員 (DC1)。東北大学材料科学高等研究所 助手を経て2019年より東北大学 学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部 助教。2019年 AZUL Energy株式会社を設立、取締役を兼任。触媒電極技術（AZUL触媒）の開発を通じて、クリーンエネルギーによる循環型社会の実現を目指す。
超異分野学会2024 東京・関東大会
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