【探究校募集】ジェームズダイソン財団「ENGINEERING SOLUTIONS: AIR POLLUTION」探究教材 無料貸出
ジェームズダイソン財団と株式会社リバネスは、ダイソンが世界中で探究の授業として行っているエンジニアリング教育プログラムを日本で展開しています。
この度、2023年7月より「空気汚染」とその課題解決をテーマにした探究教材「ENGINEERING SOLUTIONS: AIR POLLUTION」をジェームズダイソン財団から貸し出し可能となりました。日本語版の教材やティーチャーズガイドを用いながら、実際の空気質測定装置を用いての測定体験や、ダイソン製の空気清浄機の中にあるフィルタの実物を見ながら、学ぶことが可能です。
募集要項
教材の内容物
・空気質測定装置(粒子センサー、ガスセンサー、マイコン、バッテリー等)
・ティーチャーズガイド
・ダイソン製空気清浄機(実機)
・教材(ポスター、動画)
募集期間:2024年4月19日(金)〜
・募集対象:中学校、高等学校、高等専門学校、大学
・貸出期間:2024年5月〜2024年12月
・募集数:16校(先着順)
・費用:無料
エンジニアリングを軸にした探究教材を活用した授業を実施したい方は、ぜひ以下のページよりお申し込みください。
ジェームズダイソン財団は
”ものづくり”の楽しさや重要性を知ってもらう活動をしています
ジェームズダイソン財団は2002年にダイソン創業者であるジェームズダイソンによって設立された教育慈善団体です。教材の提供やワークショップ、国際エンジニアリングアワードの開催を通じて、未来のエンジニアに刺激やひらめきを与えることが財団の目的です。
「若いエンジニアたちには世界的に大きな課題を解決するための情熱や認識、知性があります。私は未来のエンジニアたちに実践的な学習や実験の機会を与え教室で学ぶ理論と教室の外の世界にある重要で興味深いエンジニアリングの課題と解決策とを結び付ける手助けをするためにジェームズダイソン財団を設立しました」
実験、失敗、そして新しいアイデア
ものを創りだす、技術の楽しさと重要性を伝え、技術によって問題を解決するエンジニアについて学ぶ機会をプログラムやリソースを通して提供しています。
問題解決課題解決型学習
技術、エンジニアリングは社会や生活に密接に関係し、技術革新は私達の生活にも大きな影響を与えます。現実の生活や社会の中にある問題について自ら考え、技術の意味や社会との結びつきを学び、興味を喚起します。
探究学習を実践できる
エンジニアは、科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学、そして創造的思考によって問題解決に挑みます。答えのない新しいものを生み出すプロセスを「デザインプロセス」と呼び、その起点を「課題の特定」としています。デザインプロセスの各段階は─ 特定、計画、設計、試作、テスト、そして分析です。このプロセスは、繰り返し行われます。
まさに、今必要とされている「主体的・対話的で深い学び」の真骨頂である探究学習を実践することができるのです。今回は、「Air Pollution」というテーマをベースに、何が課題かを特定し、その解決方法を実際の空気質を測定することで考え、計画・設計するところまで挑戦することができます。
日本の授業との関連性
今回のプログラムでは、「大気汚染」についての課題の洗い出し(社会、地理)、「空気質測定装置」を用いたディバイスの作成及び測定原理の理解(理科、化学、数学)、解決策の検討(技術、化学)の分野をまたがった学びとなっています。クロスカリキュラムとして、必要に応じて取捨選択した授業展開をすることができます。
中学校学習指導要領関連単元
- 社会 地理的分野 「世界の様々な地域」「日本の様々な地域」
- 社会 公民的分野 公害防止と環境保全
- 理科 身の回りの物質、化学変化とイオン
- 数学 データの活用
- 技術 情報の技術、エネルギー変換
高等学校学習指導要領関連単元
- 地理 世界の資源・エネルギーなどの問題
- 数学I データの分析
- 政治・経済 国際社会の政治・経済における地球環境と資源・エネルギー問題
- 地学 大気の熱収支、大気,海水の運動、地球温暖化
- 情報 コンピューターとプログラミング
エンジニアリングを軸にした探究教材「ENGINEERING SOLUTIONS: AIR POLLUTION」を活用した授業を実施したい方は、ぜひ以下のページよりお申し込みください。
【問い合わせ先】
株式会社リバネス 担当(岸本・イェブ・藤田)
電 話:06-6125-5622
メール:[email protected]