「令和6年度広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援業務」に採択
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:高橋修一郎、以下「リバネス」)は、広島県より公募された「令和6年度広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援業務」に採択されました。本業務を通じ、広島県においてカーボンリサイクルに関わる研究開発を行う研究者・企業を発掘し、社会実装を推進してまいります。
リバネスは、2022年度、2023年度に同一事業の採択を受け、本事業を通じて広島県独自の研究・実証支援制度「HIROSHIMA CARBON‐CIRCULAR PROJECT」を始動させ、県内外から「二酸化炭素の分離・回収技術」、「藻類を活用した高付加価値物質生産技術」、「排熱を活用した水素製造技術」、「溶鉱炉排ガス中のCO2の効率的回収」、「マガキ-微細藻類複合養殖システム」、「CO2回収とCO2による農作物生産量向上」など、カーボンリサイクルに関わる研究テーマが2022年度に23件、2023年度に27件集まりました。
各年度の採択チームに対しては、補助金の支給に加え、リバネスのコミュニケーターによる研究ステップアップ支援を行い、外部資金調達支援や事業会社・研究者等との連携仮説立案等を進めています。2022年度の採択チームの多くは、2024年9月末に研究期間が終了になるため、本事業を通じて得られた成果を元に、外部資金調達等の動きに繋がるよう伴走支援を具体的に進めていく予定です。
過去の採択者一覧:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/77/hccp-archive.html
2024年度も本事業では、リバネスが有する知見や研究者・スタートアップのネットワークを活用し、広島県内外でカーボンリサイクル関連技術の研究開発及び実証に取り組む大学研究者や企業を支援することで、カーボンリサイクル関連技術の社会実装を推進します(公募開始は5月16日(木)を予定)。
<対象分野>
(1) 二酸化炭素分離回収に係る分野
(2) 鉱物化による二酸化炭素固定化に関する分野
(3) 二酸化炭素を原料として燃料への転換に関する分野
(4) 二酸化炭素を原料として化学品への転換に関する分野
(5) 二酸化炭素吸収源に関する分野
(6) その他,直接的又は間接的にカーボンリサイクルの技術に資する分野
令和6年度広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援補助金:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/77/hccp.html
リバネスは、引き続き広島県とともに地域からカーボンリサイクルに資する研究開発を促進し、社会実装を推進してまいります。
本事業に関する問合せ
- 株式会社リバネス 担当:中島、環野
TEL 03 – 5227- 4198 / Mail:[email protected]