新潟県「令和6年度ものづくり企業のスタートアップ連携チャレンジ事業」に採択され、新事業展開の支援を進めています
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋修一郎、以下「リバネス」)は、新潟県より公募のあった「令和6年度ものづくり企業のスタートアップ連携チャレンジ事業」の採択を受け、地域経済の活性化を図ることを目指し、新潟県内のものづくり中小企業等と全国のスタートアップとの連携による新事業展開の支援を進めております。
新潟県内のものづくり中小企業等を対象に取り組む本事業では、地元の産業支援機関や、地元金融機関と共に、スタートアップとの連携の実現性が高い、新規事業創出意欲のある経営者へヒアリングします。そこから連携可能性のあるベンチャーとの連携の検討や、実際に中堅・中小企業とスタートアップの連携プロジェクトを創出します。 また、本事業では新潟県の工業技術総合研究所とも連携し、県内のものづくり企業の課題や新たな事業へのチャレンジをサポートできる取り組みを検討します。
加えて、対象となる県内のものづくり中堅・中小企業が、スタートアップ等との連携を通じた新たな価値創造に取り組むことにおける、非財務領域での会社の変化についてもヒアリングや・アンケートで調査してまいります。売り上げや事業創出という面だけでなく、社内の活性度など、従来可視化しにくかった点にもフォーカスしている点に特徴があります。
リバネスでは2014年より、起業前の個人・ベンチャー企業等のスタートアップを対象とした、リアルテック領域の事業シーズを発掘・育成するエコシステムであるテックプランターを推進しています。さらに、2016年より、地方自治体や地元の銀行・大学・企業等と連携して、地域における新産業創出を目指すエコシステムを構築する「地域テックプランター」を開始し、2024年度も12地域に展開しています。2024年8月時点で国内ののべ1774チームを発掘し、事業創出に向けた大手企業や経営支援機関、町工場等との連携支援を進めております。
これらの取り組みの中で、地域中核企業がスタートアップのものづくりを支援する事例や、スタートアップの技術を活用して地域中核企業が新規事業を生み出す事例も生まれ始めてきました。特に後者の事例は数十億円〜数百億円規模の売上を持つ地域中堅企業が、数百億円〜数千億円規模の会社へと成長するための大きな武器になると期待されます。
リバネスは中堅中小企業とスタートアップ連携に関連する事業としては、2020年度から関東経済産業局の実施する「中堅・中小企業とスタートアップの 連携による価値創造チャレンジ事業」に 4年連続で採択されており、こちらの事例は、該当年度の成果をまとめたPDFマガジンに詳細を記載しています。
また、2023年6月にリバネスが出版した書籍「知識製造業の新時代」にも、本事業が事例として紹介されている(P172)。リバネスでは、これらの活動を通じ、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、地域エコシステムの醸成を図ってまいります。本事業の取り組みに関心がある方は、以下までお問い合わせください。
本事業に関する問合せ
株式会社リバネス 製造開発事業部 担当:長、伊地知
TEL:03-5227-4198 / Mail:[email protected]