2024年度関東経済産業局委託事業「中堅・中小企業とスタートアップの連携による価値創造チャレンジ事業」に採択されました
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋修一郎、以下「リバネス」)は、関東経済産業局より公募のあった「令和6年度中堅・中小企業とスタートアップの連携による価値創造チャレンジ事業(中小企業政策推進事業委託費)」の採択を受けたことをご報告いたします。
本事業では、中堅・中小企業の既存事業の発展、新規事業開発などをスタートアップとの連携により創出することに取り組みます。取り組みの中では、セミナーを通じた成功事例の発信、地域金融機関、大学、自治体などから構成される「地域サポート機関」との連携を積極的に行うことによる地域中堅企業とスタートアップの連携を促進して参ります。また、同地域の地域サポート機関が集まる情報交換会の開催により、地域内支援体制構築を進めます。さらに、5年目となる本年は、過去4年間で連携創出した72件の連携事例に対するフォローアップを行い、本事業で創出した連携の継続性、発展性の調査、連携発展へ向けた課題の洗い出しと解決へ向けたサポートなども進めてまいります。
リバネスでは2014年より、起業前の個人・ベンチャー企業等のスタートアップを対象とした、リアルテック領域の事業シーズを発掘・育成するエコシステムであるテックプランターを推進しています。2024年4月時点で国内外で3500チーム以上を発掘し、事業創出に向けた大手企業や経営支援機関、町工場等との連携支援を行っております。さらに、2016年より、地方自治体や地元の銀行・大学・企業等と連携して、地域における新産業創出を目指したエコシステム構築を行う「地域テックプランター」を開始し、2023年度は12地域に展開しています。
さらに2024年4月12日には、本取り組みの発展として「全国知識製造業会議」を開催しました。本会議は、株式会社みずほ銀行との共催で、日本の99.7%を占める中堅企業・中小企業とベンチャー企業の共創を促進することを目的とするものです。
これらの取り組みの中で、地域中核企業がスタートアップのものづくりを支援する事例や、スタートアップの技術を活用して地域中核企業が新規事業を生み出す事例も生まれ始めてきました。特に後者の事例は数十億円〜数百億円規模の売上を持つ地域中堅企業が、数百億円〜数千億円規模の会社へと成長するための大きな武器になると期待されます。
リバネスは2020年度から関東経済産業局の同様の取組に採択されております。関東経済産業局での実績は、該当年度の成果をまとめたPDFマガジンに詳細を記載しています。
リバネスでは、これらの活動を通じ、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、地域エコシステムの醸成を図ってまいります。本事業の取り組みに関心がある方は、以下までお問い合わせください。
本事業に関する問合せ
・株式会社リバネス 製造開発事業部 担当:伊地知
・TEL 03 – 5227- 4198 / Mail:[email protected]