• HOME
  • アジア最大のベンチャービルダーのリバネスグループは「tonari」を活用し、ディープテックベンチャー同士や投資家が国境を越え、共に新たな市場を創り出す「Co-Incubation」システムの構築を実現

アジア最大のベンチャービルダーのリバネスグループは「tonari」を活用し、ディープテックベンチャー同士や投資家が国境を越え、共に新たな市場を創り出す「Co-Incubation」システムの構築を実現

アジア最大のベンチャービルダーのリバネスグループは「tonari」を活用し、ディープテックベンチャー同士や投資家が国境を越え、共に新たな市場を創り出す「Co-Incubation」システムの構築を実現

 株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸 幸弘)は、tonari株式会社が開発する高解像度の映像で複数の空間共有型のコミュニケーションツール「tonari」を活用し、ディープテックインキュベーション施設である東京都墨田区の「センターオブガレージ」とマレーシアの「Center of Garage Malayisa」に加え、シード・アーリーステージのディープテック・スタートアップ支援に特化した「リアルテックファンド」を運営するUntroD Capital Japan株式会社(本社:東京都港区)の東京オフィス、さらに「リアルテックグローバルファンド」を運営するUntroD Capital Asia Pte Ltd(本社:シンガポール)のシンガポールオフィスの4拠点を、リアルタイムかつシームレスに常時接続する仕組みを実現しました。これにより、日本と東南アジアの3カ国4拠点でインキュベーションしているディープテックベンチャー同士や投資家等が国境を越えて有機的につながり、共に新たな市場を創り出す「Co-Incubation(共に育てる)」システムの構築が可能となります。

▲3カ国、4つの拠点を「tonari」を使って接続を実現。ロケーションホッピング機能により、複数拠点へ接続先を切り替えられるようになりました。

 

 リバネスグループは、2014年よりディープテックベンチャーの発掘育成エコシステム「TECH PLANTER」を日本・東南アジアで展開しております。現在では東南アジア6カ国(シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、インドネシア、ベトナム)を一望できる一大プラットフォームを形成し、これまでに国内2,192、海外1,604チームに及ぶアントレプレナーを発掘育成してきました。また、2018年には日本最大級のものづくりベンチャーに特化した、ベンチャー・町工場・大企業の三者連携を実現するインキュベーション施設「センターオブガレージ(以下、COG)」を東京都墨田区にオープンしました。現在では、33社のベンチャー、3社の町工場、2社の事業会社、1大学が入居しています。さらに、2023年にはセンターオブガレージのコンセプトをマレーシアに展開し「Center of Garage Malaysia 」をオープンしました。マレーシアでは、24社のベンチャー、4社のものづくり企業、5社の事業会社が入居しており、日本とマレーシアのセンターオブガレージでは、合計57社のベンチャー、7社のものづくり企業、7社の事業会社、1大学の共創を実現しています。

 UntroD Capital Japanは地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジーを持つ研究開発型のディープテックスタートアップの社会実装を目的とした「リアルテックファンド」を2015年に設立し、運用総額は300億円以上に達しています。また、UntroD Capital Asia は同理念のもと、「リアルテックグローバルファンド」を設立し、東南アジアに拠点をおくスタートアップを中心に投資を行っています。

 tonari株式会社は、物理的な距離による境界のない世界を作り出すために、離れた拠点を遅延なくシームレスにつなげる等身大の高解像度映像システムを開発・販売を行うベンチャーです。空間共有型のコミュニケーションツール「tonari」は、自然に目線が合う仕組みや、クリアな音声、低いレーテンシーにより、離れた部屋にいる人同士がまるで同じ部屋にいるように過ごすことができる臨場感を実現しています。ITの発達により常用されるようになった通常のオンラインシステムとは異なり、表情や身振り手振りなどの非言語コミュニケーションも交えて、人が生み出す空気感や親近感を伝えることが可能です。

 

 これまでは、「tonari」は1台につき1拠点のみの接続でしたが、この度、新たに「ロケーションホッピング」機能が追加されました。これにより、ダイヤルを回すだけで瞬間移動するようにつながる拠点を切り替えられるようになりました。

そこで、この度、「tonari」を活用して、日本、マレーシア、シンガポールの3カ国を跨ぎ、センターオブガレージを中心に構築してきたディープテックエコシステムと、ディープテックスタートアップの社会実装を目的としたリアルテックファンドの4拠点を常時接続しました。

 ディープテックベンチャーが持続可能な形で技術を社会実装し、ディープイシューを解決するためには、まだ世の中に存在しない市場を創出し、拡大していく必要があります。そのためには、ベンチャーと事業会社の1対多の関係だけではなく、ベンチャー・ベンチャー連携による多対多の関係を形成し、複数のベンチャーが新産業の創出に向けて一体となり共に成長する「Co-Incubation(共に育てる)」が重要となります。この4拠点常時接続のシステムを通じて、日本、マレーシア、シンガポールにおけるディープテックベンチャーのCo-Incubationを加速させ、物理的な距離を超えて同時多発的に新しい市場の創出と育成を目指してまいります。

 

◾︎tonari株式会社からのプレスリリース◾︎
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000069342.html

◾︎本件に関する問合せ◾︎
株式会社リバネス
グループ開発事業本部 担当:上野・武田
TEL:03-5227-4198 MAIL :[email protected]