リバネス、マレーシアディープテックベンチャーADA Biotechと研究資本提携 〜サーキュラーエコノミーに関する研究開発及び日本への進出支援を強化〜
株式会社リバネス(東京本社:東京都新宿区、代表取締役 グループCEO:丸幸弘、以下「リバネス」)は、マレーシアのサーキュラーエコノミーベンチャーADA Biotech Sdn. Bhd.(本社:マレーシアペナン州バターワース、共同創業者兼会長:Tan Yeow Chuan、 以下「ADA Biotech(アダバイオテック)」)と研究資本提携を行い、2024年10月15日に戦略的パートナーシップの締結式を実施しました。
リバネスはディープテックベンチャーが生み出した技術の社会実装に向けて、研究開発と事業開発の両面を後押しするために「研究資本提携」という新たな出資の形に2023年から取り組んでおります。一般的に企業間のアライアンスでは、事業の相乗効果を得る業務資本提携などの手法が用いられる中、研究資本提携ではリバネスグループが有する研究開発力との相乗効果を生み出し、ベンチャーの研究開発から技術の社会実装までを加速することを目的としています。今回のADA Biotechへの出資は、フィリピンの教育ベンチャーWela Onlineに続き、第二号の研究資本提携となります(※1)。
ADA Biotechはプラスチックゴミの課題解決を目指し、精米やコーヒー豆を加工するプロセスから廃棄される農業廃棄物を原料として、100%の生分解性を実現したストロー「ADA Straw」や、カトラリー、ペット用の尿凝固剤等の商品を開発しております。既にADA Strawの事業ではマレーシアの新興コーヒーチェーン「ZUS(ズス)コーヒー」と提携し、マレーシアで566店舗、フィリピンで52店舗以上に展開している実績があります。
リバネスとADA Biotechの最初の接点は2023年11月に実施されたマレーシア科学技術&イノベーション省傘下の科学技術アクセラレーターMRANTIの日本展開プログラムGlobal Market Fit Programです(※2)。本プログラムを契機に、メンタリングや日本でのパートナー探索を行い、共に日本市場を開拓してまいりました。
このたび、ストローの耐水性を向上させる素材等の研究開発やストロー以外のさらなる商品開発、さらには日本市場の開拓を目指して、リバネスの子会社であるリバネスキャピタルから出資(※3)を行うとともに、リバネスと戦略的パートナーシップを締結いたしました。
本研究資本提携を通じて、リバネスが有するテクノロジープラットフォームや研究開発力を活用し、ADA Biotechが目指すプラスチックゴミ問題のない世界を共に実現してまいります。
今後も、リバネスグループは、資本のみならず研究開発の知識を交換し合う新しい提携を行い、更なる知識製造を加速してまいります。
◼︎関連リンク
※1【フィリピン教育ベンチャーWela Online と株式会社リバネスが研究資本提携を実施:東南アジアと日本で教育の知識製造を加速】
https://lne.st/2023/06/05/rcp/
※2【Leave a Nest and MRANTI Foster Cross-Border Collaboration with Global Market Fit Programme (GMP) Japan】
https://global.lne.st/news/my/2023/11/22/gmpjapan_validationtrip/
※3【Leave a Nest Capital Invests in ADA Biotech】
https://www.lnest.capital/en/release/leave-a-nest-capital-invests-in-ada-biotech/
◼︎メディア掲載
UtusanTV:https://utusantv.com/2024/10/17/ada-biotech-ubah-sisa-makanan-jadi-penyedut-minuman-terbiodegradasi-meterai-mou-guna-teknologi-jepun/
NNA ASIA:https://www.nna.jp/news/2717247
<本件に関するお問合せ>
株式会社リバネス (担当:松原・櫻井)
TEL:03-5227-4198 MAIL:[email protected]