【実施報告】神奈川大学経営学部プログラムにて講演しました
2024年9月23日(火曜日)、神奈川大学経営学部が実施するプログラムにて学部2年生29名に向けて、リバネス国家政策研究センター長の大坂と地域開発事業部長の福田が、講演を行いました。
神奈川大学経営学部の「エクスビジネスプログラム」は、2021年にスタートしたプログラムです。デザイン、ビジネス、テクノロジーの境界を越境できる”高度デザイン人材”の育成を目指した、分野横断型のプログラムです。
https://doyolab.net/xbp/intro/
<概要>
日時: 2024年9月23日(月)13:30-15:10
場所: 神奈川大学 みなとみらいキャンパス
対象: 神奈川大学経営学部 X-BUSINESS PROGRAM受講者(学部2年生)29名
本講義では、まず「エクスビジネスプログラム」を通して、自分が考えている新規ビジネスに関して、解決したい課題は何か、なぜその課題を解決したいのか、どうやって課題を解決するのかについての問いかけから講義はスタートしました。
大坂からは自身が思う社会課題(Question)に対して個人として情熱(Passion)を傾けているテーマである「エネルギー」「農・食」「宇宙」「バイオ」「介護」等において信頼できる仲間(Member)との革新(Innnovation)を起こそうとしているプロセスや具体性を紹介しました。福田からは自身のブランド豚事業の立ち上げ経験を通して課題の現場の情報を自分でつかむことの大切さ、まずは自分が解決したい課題に対して動いてみることの重要性を伝え、神奈川県内におけるプログラムや事例を紹介しました。
講義の様子
受講者の感想
◯学年が上がるにつれて将来の夢がないことに焦っていたり、どうやって夢を見つければいいのか分からなかったけれど、今回の講義を聞き、「好きなことをとりあえずやっていくということの大事さ」であったり、「やってみたからこそ得られることがあるなど、挑戦してみることの重要さ」をとても実感しました。
◯「ただやりたいだけではなく現場に行って現状と課題を理解することが自分のやりたいことをより具体化し取り組めるのではないか」と思った。
◯私は「企業を立ち上げるのは自分一人から始まって自分が代表となることが必須である」と考えていた。しかし、自分が代表にならなくても会社を立てられるということにとても衝撃を受けた。「自分一人で始めるのではなく誰かが取り組むことに加わることで始めるハードルも下がり、やりたいことの実現に近づけるのではないか」と感じた。自分がやりたいことに対する熱を伝え続けることで仲間が集まるというのは企業の立ち上げだけではなく日常生活でもとても大切な要素であると感じた。今までハードルが高いと感じていた起業も今後の選択肢として考えていこうと思う。
◯どれもとても為になる話でずっと聞いてられて面白かったです。特に、福島のお話が自分にとって新しい考えが出てきた感覚で興味深かったです。福島での震災や被爆の被害、それに付随する人が戻る理由がない・復興が中々されないという一見マイナスに捉えられる問題を、他の都市より広く使える土地ができた・宇宙などの新しい時代の事業を集めて、新しい雇用を作り出せるなどのプラスの考え方と変化させてどんどん成長していっているというのが、マイナスな物事でも考え方次第で常にチャンスがあるという事に具体的な例をもって気づけました。
本件に関するお問合せ:
株式会社リバネス 国家政策研究センター 担当:大坂
電話:03-5227-4198 メール:[email protected]