【超異分野学会 東京大会2025】知識製造イグニッション 募集テーマ公開/2025年3月7日(金)・8日(土)

【超異分野学会 東京大会2025】知識製造イグニッション 募集テーマ公開/2025年3月7日(金)・8日(土)

株式会社リバネスは、エステー株式会社、住友不動産株式会社、マツダ株式会社、山形大学と共に、超異分野学会 東京大会2025(2025年3月7日(金), 8日(土))内にて、参加者同士の連携プロジェクト創出プログラム「知識製造イグニッション」を実施します。

知識製造イグニッション(イグニッション:点火、着火)は、研究者、ベンチャー、事業会社など、異分野・異業種の参加者同士で新たに研究プロジェクトの創出を目指すプログラムです。Day1(3月7日)に会場内での対話から生まれた連携プロジェクト案を、Day2(3月8日)午前中のプログラム内でプロジェクト発案者に発表いただきます。発表チームの中から各賞受賞チームを選定し、プロジェクトの始動をリバネスも伴走支援していきます。

本大会では、エステー株式会社、住友不動産株式会社、マツダ株式会社、山形大学が、本企画のパートナーとして参画し、みなさまとプロジェクトの創出、具体化に向けた議論をさせていただきます。

募集テーマ及び参加方法について以下に詳細を記載していますので、ご確認ください。

知識製造イグニッション 実施概要

【日時】2025年3月7日(金)9:30-18:30、8日(土)9:30~18:00 ※超異分野学会 東京大会2025内で実施
【場所】ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター(東京都新宿区西新宿8丁目17−1 住友不動産新宿グランドタワー5F)
【パートナー】エステー株式会社、住友不動産株式会社、マツダ株式会社、山形大学

募集テーマ

①エステー賞:ペットのウェルネスに関するあらゆる連携仮説
パートナー:エステー株式会社

エステーは、ウェルネス領域で社会課題を解決し、国内外で新たな事業の創出を目指して「かおり×ウェルネス×グローバル」というテーマを掲げています。その中でも、中核テーマの一つとして「ペットケア」に注力しています。生理指標の見える化などを基にした、ペットの快適性の向上を図るためのさまざまな連携仮説を期待しています。

住友不動産賞:施設の価値向上に資するあらゆる連携仮説
パートナー:住友不動産株式会社

住友不動産は、スタートアップ・大企業のオープンイノベーションを促すインキュベーションオフィス「グロース飯田橋」を新たにオープンします。技術開発・事業連携・サービス導入までを支援することで、入居企業が常に成長し続けられる空間を目指します。インキュベーションオフィスを活用した実証試験につながるテーマや施設の価値向上に資する取り組み、事業連携など様々な連携仮説をぶつけてください。
・都市における人の行動を予測・デザインする技術
・流通や運搬、多様な人材の協働を最適化する技術
・環境にやさしい建築素材や新しい機能を発揮するマテリアル などを募集します!

③マツダ賞:マツダが保有する感性評価に関連した特許技術を活用した連携仮説
パートナー:マツダ株式会社

マツダでは車内空間を快適なものにするための様々な技術開発を行っています。今回主たるテーマとするのはその中で、内装に用いる木質パネル等の艶感や照り感を定量評価する技術と、機械音、自然音、電子音、音楽など音声の種類に対応しながら快・不快といった人間の感性に与える影響を評価する技術について、連携仮説を募集します。他にも自動車に求められている環境技術などの展示も行っていますので、ぜひブースにもお越しください。

④4Dプリンティング賞:4Dプリンタを活用したデバイス、インターフェースに関する連携仮説
パートナー:山形大学

4Dプリンティングは、作った後で特定の機能を発揮させることを狙ったモノをコンピュータ上でデザインし、そのデザインに合わせて物理的な刺激で変化する材料を専用の装置でプリントする技術です。今回は、みなさまが考える医療、食品、ロボティクスなどの分野、もしくは材料を使った感覚の表現に関するアイデアを4Dプリンタで実現していくプロジェクトを一緒に作っていきたいと考えています。みなさまからのアイデアをお待ちしています。

⑤超異分野賞:科学技術の発展と地球貢献を実現するあらゆる連携仮説
株式会社リバネス

リバネスでは、「実験的プロジェクトを増やす」をテーマに、小さく、細かく、多く、できるだけ早く試してみることで、課題解決に向けたこれまでにないプロジェクトの種を数多く生み出していきます。超異分野チームでこそ実現できる様々な連携仮説を期待します。

参加方法

●超異分野学会 東京大会2025に参加する、研究者・ベンチャー等で構成されるチームが対象です。

<知識製造イグニッションの実施フロー>

STEP1【DAY1】 連携アイデアのディスカッション
3/7(金)11:00〜12:30 ポスター&ブースコアタイム
●超異分野学会当日、ポスター&ブースコアタイムにてイグニッションパートナー企業や参加者どうしでディスカッションを行い、アイデアを深めていただきます。
●会場内のイグニッションパートナー企業ブースでは、担当者と直接議論ができます。
3/7(金)17:30〜18:30 知識製造イグニッションワークショップ@セッションルームB
●ポスター&ブースコアタイムで出てきたアイデアを深めて、エントリーを完了するための議論及び相談が可能です。
●エントリーを希望する賞ごとに、リバネスのコミュニケーターがアイデアのブラッシュアップをサポートします。興味はあるが、まだアイデアが固まっていない方にも参加いただけます。
●イグニッションパートナー企業の担当者との議論も可能です。
STEP2【DAY1】 エントリー・選考
3/7(金)18:30締切
●ディスカッションで深まった連携アイデアをエントリーいただきます。
●エントリーフォームは事前告知及び当日案内します。
3/7(金)20:30〜 選考結果の連絡
●エントリーいただいた申請から、翌日の共創ピッチで発表いただくチームを選定し、エントリーいただいた皆さまに連絡します。
STEP3【DAY2】 共創ピッチ(2分間のショートピッチ)
3/8(土)10:10〜11:00 知識製造イグニッション 共創ピッチ@メインホール
●各賞複数チームに連携アイデアをプレゼンテーションしていただきます。(応募者多数の場合、選考を行います)
●イグニッションパートナーに加え、他の多様な参加者も聴衆にいる中で、多くの人に向けてアイデアを共有する事で、実現へ向けたサポートも得やすくなります。
STEP4【DAY2】 結果発表・表彰
3/8(土)17:30〜18:00 閉会式
各賞の発表と表彰を行います。

本企画の背景

 学会や展示会など多くの参加者が集う場では、参加者同士のディスカッションから様々な連携アイデアが生まれます。しかし、連携アイデアが生まれても具体化まで進まないケースも多くあります。また、イベント当日には人が多すぎて、思うように話せないといった場面も見受けられました。

 2011年から超異分野学会を運営するリバネスでは、分野や職種、年齢も異なる参加者が集まる場から、いかにして学際的な研究テーマや世界を変えうるプロジェクトを生み出し、世に実装していくかを模索してきました。現場や事後でのリバネスのコミュニケーターによるフォローなど、議論の活性化とその後のプロジェクト組成を促す取り組みが超異分野学会では標準的になっています。2022年からは、異分野の研究者やベンチャー、企業のコラボレーションを促すための新たな仕掛けとして「知識製造イグニッション」を開始しました。

 今回の知識製造イグニッションでは、250件を超えるポスター発表者を中心に、新たな連携や研究プロジェクトを生み出したいと考える全ての参加者の皆さんと共に、成果発表や名刺交換だけにとどまらない、「具体的な一歩」を生み出す仕掛けにしたいと考えています。本企画を起点に、是非一緒に新しい事を仕掛けていきましょう。

 知識と知識の組み合わせによって新たな知識をつくりだすこと。そして新たな知識によって未解決の課題を解決することをリバネスでは知識製造と呼んでいます。この知識製造イグニッションにて、未解決の課題を解決するための新たな知識の製造を目指します。

 

本件に関するお問い合わせは以下までお願いします。

株式会社リバネス
担当:尹、井上、石尾
MAIL: [email protected]
TEL: 03-5227-4198