子会社のMANNをリバネスノームズに商号変更し、「組織の規範」をつくるブランディング支援を強化

子会社のMANNをリバネスノームズに商号変更し、「組織の規範」をつくるブランディング支援を強化

株式会社リバネス(代表取締役グループCEO:丸幸弘、本社:東京都新宿区)は、100%子会社である株式会社MANNの商号を株式会社リバネスノームズ(代表取締役:藏本斉幸・松原尚子、本社:東京都新宿区)へと変更いたしました。「規範(norm)」に由来した新社名を掲げるリバネスノームズは、「組織の規範となることばをつくり、地球貢献型企業の成長を加速する」のミッションのもと、リバネスがこれまで蓄積してきた規範とブランディングに関する知識を活用し、組織変革に取り組む企業の成長を支援してまいります。

リバネスノームズ発足の経緯

リバネスでは、グループミッションである「地球上で最も効果的な知識製造業を行う企業群になる」の実現に向けて、会社分割によるグループ強化を進めてきました。2020年に、創業期ディープテックベンチャーにとって組織経営の土台となる経理・労務の支援機能および小口投資機能をもつ株式会社リバネスキャピタルを設立。2022年にはAI・IT導入による生産性向上と、その効果を最大化するための組織変容を行う株式会社リバネスナレッジを設立しました。両社ともにリバネスが社内で蓄積してきた知識を外部に提供することによって、様々な成果を生み出しています。

今回発足したリバネスノームズは、これら2社のプロセスとは異なり、2021年のM&Aによってリバネスグループ入りしたMANNが商号を変更するかたちでの新たなスタートとなります。MANNは物事の本質をことばで表現することに強みもち、記事の執筆・編集からウェブサイト制作まで、ブランディングに関わる幅広い業務を行ってきました。リバネスによる同社のM&Aは、リバネスが仕掛ける数々の世界初の取り組みを適切に言語化することによって発信力を向上し、リバネスグループ全体のブランド強化につなげることを目的に実施されたものです。

2021年のリバネスグループ入り以降、MANNは「世界の課題解決をブランディングで加速する」を掲げ、数々のリバネス主催プロジェクトおよびパートナー企業との共同プロジェクトにおいて、リバネスと並走するかたちでコンセプトの言語化やブランディングを手掛けてきました。また、2023年に出版された『知識製造業の新時代』(リバネス出版)の書籍編集では、「知識と知識の組み合わせによって新たな知識をつくりだし、未解決の課題を解決する」というリバネスが創業以来20年かけて構築してきた「知識製造業」の概念を体系的に整理し、より普遍性のある理論としてまとめ上げることに取り組みました。

地球貢献型企業の組織変革を支援

地球規模の課題解決が迫られるこれからの時代において、企業には地球そのものへの貢献とビジネスを両立させることが求められます。しかし、こうした「地球貢献型企業」への進化は容易ではありません。現在起きている流れは、昨今の地球環境および人々の価値観の変化に伴う新たなものであるため、模倣できる答えも踏襲できる前例もないからです。

したがって、まず行うべきは、社内に存在する有形無形のアセットの棚卸しであり、それをふまえた本質的な強みの捉え直しです。そのうえで、自社が真に解決すべき社会課題を再定義し、既存の知識と外部の知識を組み合わせることで新たな知識をつくりだして解決に挑むという、知識製造業を行っていく必要があります。

こうした挑戦に立ち向かう際に必要となるのが、チームとしての目線を揃え、共通の判断軸をもつための「規範となることば」です。また、課題意識を共有できる新たな仲間を集めるためには、適切な表現と発信によるブランディングも不可欠です。リバネスノームズは、まさにこの2つの要素をつくりだすことを通じて、地球貢献型企業の組織変革を支援し、その成長に貢献します。

このたびのリバネスノームズ発足によって、リバネスはグループ全体で知識製造業の概念をより多くの企業に届けるとともに、ビジョンである「科学技術の発展と地球貢献を実現する」の達成に向けて、さらにスピードを上げて取り組んでまいります。

 

【リバネスノームズのコアサービス】

◆ ディープインタビュー
組織内の複数人へのインタビューを通じて、重要テーマに関する「一致点」「共通点」「相違点」を引き出します。そのうえで、各々のインタビュー内容を分析・統合することを通じて組織の本質を立体的に理解し、組織の規範となる言語化を行います。

◆ ディープインタビューをベースとするアウトプット例
<大企業向け>新規プロジェクトのコンセプト言語化、ウェブサイト制作 など
<中堅・中小企業向け>企業ブランディング、採用ブランディング など
<ベンチャー向け>ビジョン策定、プレゼン資料の作成支援 など

【リバネスノームズの概要】

商号:株式会社リバネスノームズ
所在地:東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル
ウェブサイト: https://n.lne.st/
代表者:

代表取締役社長 藏本斉幸 代表取締役 松原尚子
(株式会社リバネス執行役員CBO)

 

代表者の略歴:
代表取締役社長 藏本斉幸
東北大学文学部卒業。PR会社にて編集・ライティング・広告制作等の業務に携わった後に独立し、2016年に株式会社MANNを設立。2021年よりリバネスグループに参画、2025年に株式会社リバネスノームズへと商号変更。「組織の規範となることばをつくり、地球貢献型企業の成長を加速する」をミッションに掲げ、社会の価値観が経済成長から課題解決へとシフトする時代におけるブランディングとして、大手事業会社の新規事業ブランディングや中堅・中小・ベンチャー企業のコーポレートブランディングなどに取り組んでいる。主な実績に丸幸弘著『知識製造業の新時代』(リバネス出版)の書籍編集など。

代表取締役 松原尚子(株式会社リバネス執行役員CBO)
東京農工大学大学院農学府生物生産科学部門修了、修士(農学)。株式会社リバネスにて研究開発事業から経営管理、地域開発、教育開発など様々な事業分野を経験し、2012年より執行役員に就任。大手事業会社や地域中核企業の新規事業の立ち上げや戦略的運営を担うと同時に、ベンチャー企業の研究開発・事業開発のサポートなどを行う。また、経営企画室において自社のブランディングや人材育成の企画開発を担い、組織の基盤強化と価値向上にも取り組む。2022年8月、株式会社MANN取締役に就任。