【実施報告】当社の立花が、立教大学の授業「理学とキャリア」に登壇しました

2025年6月16日(月)、株式会社リバネス創業開発事業部の立花智子が、立教大学理学部の学部1、2年生を主な対象とした授業「理学とキャリア」に登壇しました。本授業は、学生のキャリアへの関心を高めることを目的とし、3名の講師によるリレートークと鼎談が実施されました。
登壇者には、理学部教育研究コーディネーターの高橋良子氏、キャリアサポーターの林リサ氏も加わり、多様なキャリアの在り方と「社会課題の解決に向けた研究者の可能性」について、それぞれの視点から語られました。
講演の概要
立花の講演では、「ワクワク働く大人を増やすには?」をテーマに、リバネスでの実践をもとにしたキャリア観が紹介されました。研究者集団としてのリバネスの成り立ち、災害に強い社会づくりを目指す「リバネス・レジリエンス・プロジェクト」や、中高生の探究活動を支援する「サイエンスキャッスル研究費」の取組を紹介しながら、社会課題を起点にキャリアを築くという姿勢を学生たちに伝えました。
講演では、自身の失敗体験も交えながら、「進学先が第一志望でなくても、その後の出会いや学びが自分を形づくる」と振り返り、「失敗を正解に変えるのは自分自身」であるというメッセージを力強く届けました。
学生へのメッセージ
大学を「RPGでいう“はじまりの町”」と表現した立花は、学生に向けて「知識という武器を手にし、仲間と出会い、社会課題(敵)に挑む冒険者としての生き方」の重要性を伝えました。正解のない未来を生き抜くうえで、自ら問いを立て、動く力の大切さを強調しました。

登壇について
今回、リバネスから立花を講師として依頼がかかったのは、まさにこの「キャリアはつくるもの」という実践を体現しているからです。リバネスというまだ比較的小さな組織の中で、前例のないところから育児休業制度を自ら設計・導入し、教育・研究支援・レジリエンス・人材育成など、多様なプロジェクトをゼロから立ち上げてきました。
問いを起点に行動し、機会を創出し続ける立花の姿は、今後のキャリア教育において、学生にとって実践的なヒントとなると考えています。
当日は、株式会社リバネスの濱田有希も同行し、講演内容をグラフィックレコーディングとして記録しました。
お問い合わせ
株式会社リバネス(担当:立花・濱田)
TEL:03-5227-4198
本授業の運営は
立教大学理学部共通教育推進室(SCOLA)が行っています。
https://science.rikkyo.ac.jp/scola/index.html