Deloitte Southeast Asia Japanese Services and Group (JSG) がCEO Roundtableをシンガポールにて初開催、 株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸 幸弘が基調講演として登壇

2025年6月27日(金)デロイトはFour Seasons Hotel Singaporeを会場に在星の日系企業約15社のAsia Pacific CEOやマネージングディレクターが集まる「CEO Round table」を開催いたしました。今回の取り組みはデロイトが開催する初の取り組みとなり、「食料安全保障」および「グリーンエネルギー」といったASEANの社会課題をテーマに、日本企業が現地拠点を通じてどのように価値を創出していけるかを議論する会となりました。
その中で、株式会社リバネス 代表取締役グループCEO 丸 幸弘は「Deeptech Landscape」をタイトルに基調講演をしました。東南アジア6カ国全体のディープテック現状及びリバネスの東南アジア進出について、また、ユーグレナ社の東南アジアに進出とマレーシア企業とのコラボレーション事例、そして最後はUntroD Capital AsiaのLP(リミテッドパートナー)の日系大企業と東南アジアベンチャー企業との共創事例をお話ししました。
大きく議論されたことは、日本企業の東南アジア拠点はロジスティクスや収益装置の機能ではなく、“知識製造”を行うイノベーションを生む拠点にシフトする必要性についてです。日系企業は東南アジアに拠点を構えているにも拘らず、多くの場合それらは製造や営業の機能にとどまり、現地社会や課題と接続されないまま“鎖国化”しているのが現状です。この背景を踏まえ、現地拠点を通じて一次情報を自ら探索し、自社のアセットとどう組み合わせられるか、つまり知識を創出する起点として東南アジアを再考していくことが必要であるという活発な意見交換が行われました。
リバネスはこれからも知識製造業を通じて、日本企業の今までの延長線上にはない未来を東南アジアで共に構築し、地球貢献を実現することを目指します。
イベント概要
- イベント名:CEO Roundtable
- 主催:Deloitte Southeast Asia Japanese Services Group(JSG)
- 開催日時:2025年6月27日(金)15:00〜20:30
- 開催場所:Four Seasons Hotel Singapore
- 参加者:在星日系企業の経営者、政府関係者、Deloitte専門家など約40名
- 基調講演者:丸 幸弘(リバネス 代表取締役グループCEO、UntroD Capital Asia Managing Director)