徳江紀穂子が NIKKEI FORUM MELBOURNE 2025 に登壇

人をつなぎ、価値を創出 ― 日豪連携の現場から
オーストラリア・メルボルン — 2025年8月18日(月)
Leave a Nest SingaporeのManaging Director Dr. Kihoko Tokue は、NIKKEI FORUM MELBOURNE 2025(テーマ:“Japan–Australia Partnership: A Renewed Agenda for Changing Times”)において、政府・産業界・学界のリーダーとともに登壇しました。本フォーラムは日本経済新聞社(Nikkei)がメルボルンCBDで主催し、世界経済からイノベーション、エネルギー転換、文化外交、さらには宇宙・防衛・AIの最前線における協力まで、幅広い優先課題を議論しました。
Dr. Tokue は午後のCultural Diplomacyのセッション、“Connecting People, Creating Value: Shaping the Future at the Crossroads” に登壇し、Toshiro Maruyama(白馬村長)、Temesgen(Tom)Assefa(JTB Tourism Research & Consulting Chief Consultant)、Hiroyuki Kurahashi(Japan Australia LNG(MIMI) CEO & Managing Director)各氏とともに意見交換しました。モデレーターは Natsuko Ogawa 氏(Australia‑Japan Foundation Chair)。同セッションは Eijiro Yamakita 氏(JTB President & CEO)による観光に関する基調講演に続いて行われ、地域における人と人とのつながりや分野横断のパートナーシップが、新たな機会とインパクトを生み出すことが強調されました。
リバネスのビジョン “Advance Science and Technology for Global Happiness” に基づき、議論では、異分野・異業種の関係者を橋渡しする「Science Bridge Communicators(サイエンスブリッジコミュニケーター)」の育成がCultural Diplomacy実践においても重要であることが改めて示されました。たとえば、Science Bridge Communicator は研究者・産業界・地域社会をつなぎ、知識製造を通じて社会的価値のある解決策を創出していきます。地球規模の課題解決に挑むためにはこうしたコミュニケーターの存在が不可欠になると考えます。こうした視点は、当社の事前告知で掲げたテーマや Dr. Tokue の異文化リーダーシップの焦点をさらに発展させるものとなりました。
今後に向けて、本フォーラムは、2026年に迎える日豪友好協力基本条約(Basic Treaty of Friendship and Cooperation)締結50周年、そして本年10月にパースで開催される JABCC–AJBCC 合同会議への橋渡しとして、日豪の協力関係をさらに深化させる土台を築きました。リバネスは引き続き、豪州・日本・東南アジアにおける地方政府・企業・スタートアップ・エコシステムの間に橋を架け、これらの対話から生まれる協業を加速していきます。
Science Bridge Communicators 書籍紹介:
https://global.lne.st/news/sg/2025/06/14/sbc2025/ (英語版)
10年間の実践を加筆!イノベーションを生む方法と組織のつくり方『新時代の世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』を刊行
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