3Dプリンタを活用した教育開発フェロー 2025年度の活動がスタートしました

3Dプリンタを活用した教育開発フェロー 2025年度の活動がスタートしました

7月29日(火)、教育開発フェロー制度の2025年度活動をスタートするにあたり、採択された3名の先生方と関係者による「キックオフミーティング」をオンラインで実施しました。

3Dプリンタ育開発フェロー制度は、「授業で3Dプリンタをどう使えばいいのか」という先生方の疑問や不安を解消しながら、実際に現場で使えるカリキュラムを先生自身が開発していく取り組みです。
今年度は、以下の3名の先生が教育開発フェローとして参加します。

 

長田 浩貴 先生(江東区立辰巳中学校)
過去に心臓模型を使ったSTEAM授業に挑戦。今回はカリキュラムマネジメントと結びつけた活用を念頭に教材開発を進めます。

佐藤 富美 先生(静岡県立沼津工業高等学校)
生徒の自主的なものづくりを支えるため、3Dプリンタ操作を取り入れた実習を学年ごとに実施することを目標にしています。また、文化祭などでの活用も視野に入れています。

楠香谷 隆規 先生(広島県立美鈴が丘高等学校)
生徒の地域との職業理解を深める取り組みのなかで、講師の方へ学校オリジナルプレゼントを3Dプリンタで作るなど、地域との対話のきっかけを作るプログラムを開発予定です。

 

キックオフでは、各先生の計画をもとに、武藤工業からの技術的なアドバイスや、リバネスからの事例紹介を交えて意見交換を行いました。
冬にカリキュラム発表会を予定しており、各フェローが自身で作成したカリキュラム案を紹介します。

この制度は、3Dプリンタを活用した授業を学校現場で安心して進められるようサポートし、全国の教育現場へ広げていくことを目指し、武藤工業株式会社と株式会社リバネスにより実施しています。

 

<お問い合わせ先>
教育開発事業部 濱田、河嶋
03-5227-4198
[email protected]