【超異分野学会 大阪2025】Beyond Freshness!微生物が拓く、冷たくて熱い物流革命/2025年9月6日(土)16:20-17:10

【超異分野学会 大阪2025】Beyond Freshness!微生物が拓く、冷たくて熱い物流革命/2025年9月6日(土)16:20-17:10

リバネスが主催するHyper Interdisciplinary Conference Osaka 2025 (超異分野学会 大阪2025)では、セッション「Beyond Freshness!微生物が拓く、冷たくて熱い物流革命」(セッションパートナー:ダイキン工業株式会社)を開催いたします。

食卓を彩る食品の多くは、ときに海を越え長い旅を経て私たちのもとへ届く。中でも青果品の輸送では、鮮度を保つコールドチェーンの確保が不可欠だ。しかし輸送中に微生物に曝露され、劣化・腐敗して廃棄されるものも多く、フードロスの大きな要因となっている。そこで本セッションでは微生物の専門家らと共に、コールドチェーンにおける制御方法、さらには微生物の活用による鮮度保持を超えた、食品の付加価値創出の可能性を探る。

 

本セッションのテーマに限らず、様々な切り口から研究者、ベンチャー、企業とともにディスカッションするプログラムをご用意しております。詳しくは、学会ウェブサイトをご参照ください。


 

Beyond Freshness!

微生物が拓く、冷たくて熱い物流革命

日時:2025年9月6日(土)16:20-17:10
場所:グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)
(大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51)

登壇者

松浦 志帆 氏
ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター 情報通信グループ

大学では食物栄養学を専攻し、2018年に管理栄養士資格を取得。卒業後は、輸入食品等を扱う分析機関にて食品分析を担当し、食品の安全性や品質確保に従事。その後、2020年より化学系分析会社にてライフサイエンス分野の顧客に向けた分析サービスの提案営業に携わり、技術知識と営業力の両面で経験を積む。2024年からはダイキン工業に入社し、コールドチェーン分野における新規事業の立ち上げに向けて、社会課題の解決と持続可能な価値創出に向けた取り組みを進めている。

久米田 裕子 氏
大阪公立大学 微生物制御研究センター 客員教授 / NPO法人カビ相談センター 副理事長

大阪府立公衆衛生研究所にて約30年間、細菌および真菌の検査・研究に従事し、食品衛生や環境衛生の分野で数多くの課題解決に尽力。定年退職後は大阪食品衛生協会を経て現職に就任。日本防菌防黴学会理事、元日本食品微生物学会理事として学術活動にも積極的に関わる。
長年の現場経験と研究成果を融合させ、現在はカビに関する試験・調査・コンサルティングを多角的に展開。各種カビの生態や特性を科学的に分析し、微生物学の視点から実効性の高い制御策や予防策を提案している。産業界から一般家庭まで幅広いニーズに応え、人々の健康と安心・安全な生活環境の維持に尽力している。

菅沼 名津季 氏
株式会社bacterico 代表取締役

名古屋大学大学院創薬科学研究科博士前期課程修了後、江崎グリコ株式会社で腸内細菌研究に従事。2020年に株式会社bactericoを創業し、代表取締役に就任。「明日の幸せを、腸から〜腸内細菌の可能性を引き出し、一人ひとりのなりたいを叶える〜」をミッションに掲げ、個別最適化した腸内フローラケアサービスを提供。慶應義塾大学薬学部の教員も務める。

〈モデレーター〉

河嶋 伊都子
株式会社リバネス 教育開発事業部

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 生物資源科学専攻 修了。修士(農学)。大学時代は微生物機能利用学研究室に所属。修士論文では「Lactobacillus plantarumの環境単離株におけるvariantの出現とバイオフィルムの挙動」について発表するなど、細菌のバイオフィルム構造と環境応答の関連性や細胞間コミュニケーションに関する研究を行った。リバネスでは大学や国等の研究機関発の研究シーズ発掘やベンチャー企業の伴走支援、さらには企業との連携事例の創出に従事している。

聴講参加申し込み受付中

超異分野学会では、アカデミア、地元事業者、ベンチャー、大企業、町工場、生産者、自治体、中学・高校生・高専生など多くの皆さまの来場をお待ちしております。

お問い合わせ

本件に関するお問い合わせは以下までお願いします。

株式会社リバネス(井上剛史・瀬野)
TEL:03−5227−4198
e-mail : [email protected]