『ベンチャーが取り組む生物多様性評価の最前線 〜生き物の足跡を可視化する〜』を実施/企業・自治体・大学機関などから91名が参加

株式会社リバネスは10/29(水)16:00–17:00、生物多様性の可視化に挑むベンチャーの最新事例を紹介するオンラインセミナー「ベンチャーが取り組む生物多様性評価の最前線〜生き物の足跡を可視化する〜」を開催しました。120名を超える参加希望のうち、企業・自治体・大学機関などから合計91名が参加しました。
【セミナーの様子】

セミナーでは冒頭リバネスの中嶋より、当社の生物多様性領域での取り組みと、評価・技術開発を推進するベンチャーについて、事例について紹介しました。

その後、ハイラブル株式会社、水本氏より、鳥類など“音を出す生物”の多様性を可視化するモニタリング技術「KoeTurri(コエチュリー)」を解説。また、本技術の活用事例について紹介がありました。

次に株式会社フィッシュパス、藤田氏からは、水中DNA解析により生物相を把握する環境DNA技術の社会実装事例を紹介。河川の生息分布の可視化、絶滅危惧種調査、OECM評価、教育活用の取り組みに加え、資源管理や地理データと統合した分布予測マップ、一般に分かりやすい可視化プラットフォームの開発構想が示されました。

最後にリバネスの小玉からは、30by30実現後の世界に必要となる維持の仕組みと人材育成方法の案として、地域の企業・大学・行政・ベンチャーが連携し、人材育成と最先端技術による生物多様性評価に挑む「TASUKI -襷- Project」の紹介を行いました。
【今後の展望】
リバネスは、定量化が難しい生態系の多様性評価手法について、志を同じくするベンチャーや事業会社と共に開発・実装を加速します。そして、各地域に適した自然との共存のかたちを、立場や分野を越えて構築していきます。ご関心のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社リバネス (担当:中嶋、小玉、橋本、八木、三宅)
03-5227-4198 [email protected]
