広島カーボンリサイクルサミット2025を 開催しました

広島県では、カーボンリサイクル関連技術の集積と社会実装の加速を目指し、令和4年度から県内の関係者や、カーボンリサイクル関連技術研究開発支援補助金の採択者による研究成果発表イベントを実施してきました。
今年度はその規模をさらに拡大し、経済産業省、NEDO、カーボンリサイクルファンド等の関係機関と連携。県内関係者に加えて、カーボンリサイクル技術に取り組む大学・研究機関、県内外の民間企業、そして大学生・高校生など次世代の皆さまを招いた「広島カーボンリサイクルサミット2025」を、11月27日に開催しました。当日は会場・オンラインあわせて257名が参加し、県内外の取組を広く発信する貴重な機会となりました。
講演:カーボンリサイクル研究・事業の現在地
経済産業省、NEDO、広島県より、国・自治体・研究機関における最新動向が紹介され、カーボンリサイクルの政策・技術開発の展望について、多角的な情報共有が行われました。

パネルディスカッション
「異分野連携で切り拓く、カーボンリサイクル産業の次の一手」
登壇者:
- 経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部
燃料環境適合利用推進課 課長 刀禰 正樹 氏 - 一般社団法人カーボンリサイクルファンド
専務理事 橋口 昌道 氏 - 広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進協議会 会長
(広島大学大学院 教授)市川 貴之 氏 - ツネイシカムテックス株式会社 技術開発研究部 部長
紫牟田 和隆 氏 - モデレーター
株式会社リバネス 代表取締役社長COO 髙橋 修一郎
自治体や国の役割への期待、企業・大学の研究や社会実装の現状、さらには次世代へのメッセージまで、幅広い視点から“カーボンリサイクル産業の未来”について議論が交わされました。
成果発表プレゼンテーション
広島カーボンリサイクルサミット
パートナープレゼンテーション
令和4・5年度「広島カーボンリサイクル関連技術研究開発支援補助金」の採択者7名に加え、NEDOカーボンリサイクル実証拠点事業実施者、カーボンリサイクルファンド研究助成活動の採択者5名が登壇し、研究成果を発表しました。技術開発の最前線が共有され、活発な質疑応答が行われました。

ポスター交流会
研究開発支援補助金採択者やNEDO・カーボンリサイクルファンド関係者に加え、中高生による研究発表も行われ、参加者全員が交流する場として大いに盛り上がりました。分野や世代を越えた新たな議論や連携の芽が生まれる機会となりました。


開催概要
広島カーボンリサイクルサミット2025
日時 令和7年11月27日(木)13:00~17:00
(場所 広島産業会館 西展示館 第3展示場・第4展示場
(広島市南区比治山本町16-31) 一部オンライン配信あり
詳細
https://ld.lne.st/2025/09/16/hiroshimacr7/
問い合わせ [email protected] (環野)

