【超異分野学会 愛知フォーラム2026】知識製造イグニッション/大冷工業賞の募集テーマ決定「工場内に溜まる熱や湿気の捕捉・移動・回収・再利用」

株式会社リバネスが愛知県「CoLORS PROGRAM 推進事業」の一環として2026年1月15日(木)に開催する超異分野学会 愛知フォーラム2026にて、本大会内の全来場者を対象とした、参加者同士の連携創出プログラム「知識製造イグニッション」を実施します。
大冷工業賞(パートナー:大冷工業株式会社)のイグニッションテーマが決定し、エントリー募集を開始しました。
知識製造イグニッションとは
「点火、着火」というイグニッション(ignition)の意味にちなんだ「知識製造イグニッション」は、異分野の研究者やベンチャー、企業のコラボレーションを促すための企画です。
研究者、ベンチャー、事業会社など、異分野・異業種の参加者同士で新たな研究開発プロジェクトの創出を目指します。
会場内での対話から生まれた連携プロジェクト案を、プロジェクト発案者がスライド1枚で具体化して当日のピッチ企画で発表していただきます。
そこで、パートナー企業から選ばれたプロジェクトを、リバネスも伴走支援しながら具体化していきます。
本大会では、大冷工業株式会社が知識製造イグニッションパートナーとして参画し、みなさまとプロジェクトの創出、具体化に向けて議論させていただきます。
<大冷工業賞>
工場内に溜まる熱や湿気の捕捉・移動・回収・再利用
〜異分野の技術で、工場環境に新たな価値をもたらす〜
工場内における熱や湿度の上昇は、①働く人の安全・健康やパフォーマンスの低下、②設備・製品の故障や品質劣化、③結露やカビ発生による衛生・保全コストの増大など、複合的な影響をもたらします。一方でそれらは、これまで十分に活用されてこなかった未利用のエネルギー・物質資源でもあります。
本テーマでは、単に「測る・可視化する」ことにとどまらず、発生した熱や水分をいかに捕まえ、移動させ、回収し、再利用あるいは無害化するかという物理現象起点のアプローチに挑みます。
例えば、気化冷却をはじめとする相変化プロセスによって生まれた加湿冷却された熱と水分を分離・制御する仕組みや、工程条件を大きく変えることなく空気中の水分量(絶対湿度)だけを低減させる方法など、工場環境の根本的な解決につながる連携仮説を募集します。
換気、流体制御、吸着、相変化、材料、構造設計といった異分野の技術を掛け合わせることで、工場環境改善を起点とした新たなプロダクト・事業の創出を一緒に目指しましょう。
既存の工場の常識や制約を前提としない、大胆で自由な発想を歓迎します。
※大冷工業株式会社について
愛知県名古屋市に本拠を置く空調・設備工事会社で、工場やビル、病院などの空気調和設備、給排水衛生設備、冷凍・冷蔵設備の設計・施工・保守・メンテナンスを手がけています。省エネ・熱中症対策機器や「クールジェットシステム」などの猛暑対策装置の開発・導入実績もあり、快適性と効率性を両立させる環境改善ソリューションを提供しています。現場ごとのニーズに応じた幅広い設備提案を行う地域密着型の技術企業です。
<超異分野学会賞>
科学技術の発展と地球貢献を実現するあらゆる連携仮説
リバネスでは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」というの理念のもと、数多くのプロジェクトを創出してきました。我々がまだ試したことのない分野・業種・皆さんの熱の組み合わせで、①面白く、②新しく、③続けられる、 連携仮説をお待ちしています。
<知識製造イグニッション 参加方法>
| STEP0 事前エントリー 2026年1月13日(火)24:00 まで |
▶︎事前エントリーフォーム◀︎より140文字程度で、連携アイデアの概要をご記入下さい。
★事前エントリーの特典
①リバネスのコミュニケーターからのサポート
メール等でアイデアに対してのコメントや、連携仮説のブラッシュアップ、他の発表者で更に連携できそうな方のご紹介などを実施します。
②当日のイグニッションパートナー企業とのディスカッション枠の先着予約権
当日のポスター&ブースコアタイムにおいて、イグニッションパートナー企業ブースでのディスカッション枠の先着予約が可能です。ご自身の発表コアタイムと重ならない時間帯で、スタッフにて先着順に割り振り、予約時間を事前にお伝えします。
| STEP1 連携アイデアのディスカッション 2026年1月15日(木)10:45-11:45 ポスター&ブースコアタイム内 |
●超異分野学会当日、ポスター&ブースコアタイムにてイグニッションパートナー企業や参加者どうしでディスカッションを行い、アイデアを深めていただきます。
●会場内のイグニッションパートナー企業ブースでは、担当者と直接議論ができます。※事前エントリーした方はディスカッション枠の先着予約の対象者となります。
| STEP2 ワークショップ 2026年1月15日(木)11:55〜12:35 |
●パートナーやリバネスのコミュニケーターも議論に加わり参加者同士の対話から生まれた連携アイデアを具体化しエントリーまでフォローします。
| STEP3 本エントリー 2026年1月15日(木)13:15 締切 |
●ディスカッションで深まった連携アイデアをエントリーいただきます。
●個人または参加者同士でのコラボレーションも歓迎します。
●エントリーフォームは事前告知及び当日案内します。
●13:15-14:00でピッチ対象者を決定し、エントリー代表者に通知します。
| STEP4 3分間のショートピッチ(+質疑応答) 2026年1月15日(木)16:35-17:05 知識製造イグニッション セッション内 |
●応募チームにはセッション内で連携アイデアについてプレゼンテーションしていただきます。(応募者多数の場合、選考を行う可能性あり)
●イグニッションパートナー企業に加え、他の参加者や行政などのプレイヤーも聴衆にいる中で、多くの人に向けてアイデアを共有する事で、地域を巻き込み、実現へ向けたサポートも得やすくなります。
| STEP5 閉会式・表彰式 2026年1月15日(木)17:30-18:00 |
●イグニッションパートナーから審査結果の発表と表彰を行います。
do more crossovers. 越境の最大地点へ。
日程:2026年1月15日(木)09:30~18:00
場所:STATION Ai
住所:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2-32
参加対象者:アカデミア、ベンチャー、企業、町工場、生産法人、自治体、中高生 etc
ウェブサイト:https://hic.lne.st/schedule/aichi2026/
