【実施報告】福島スペースカンファレンス2026に登壇しました

2026年8月7日(金)、福島県南相馬市で開催された「福島スペースカンファレンス2026」に、株式会社リバネス 投資育成研究センター センター長の大坂吉伸が登壇しました。
福島スペースカンファレンスは、「宇宙産業を福島から」を掲げ、官公庁、研究機関、企業、自治体、学生などが集まり、福島・東北を起点とした宇宙産業の可能性について議論するカンファレンスです。
大坂は今回、「次世代宇宙ピッチ ── 大学生・大学院生が描く10年後」と、「東北はひとつの実証場になる ── 角田・能代・浜通りをつなぐ広域連携」の2つのセッションに登壇しました。
開催概要
名称:福島スペースカンファレンス2026
開催日:2026年8月6日(木)〜8月7日(金)
開催地:福島県南相馬市
https://fukushima-space.com/conference-2026/
登壇セッション
・次世代宇宙ピッチ ── 大学生・大学院生が描く10年後
・東北はひとつの実証場になる ── 角田・能代・浜通りをつなぐ広域連携
福島県南相馬市で開催された「福島スペースカンファレンス2026」
次世代の挑戦を、実験・実証・事業化へつなぐ
「次世代宇宙ピッチ ── 大学生・大学院生が描く10年後」では、宇宙に関する研究・開発やプロジェクトに取り組む大学生・大学院生らが、自らが描く10年後の宇宙について発表しました。
大学生・大学院生が宇宙開発の取り組みを発表
日時・会場: 8月7日 14:30 – 15:30 於 Rain theatre レインシアター
セッションテーマ: 「次世代宇宙ピッチ ── 大学生・大学院生が描く10年後」
登壇者:
- ・越智 敬之:株式会社グランストーリー / 代表取締役CEO[モデレーター]
- ・岸本 浩通:住友ゴム工業株式会社 / フェロー 研究開発本部長
- ・石川 俊:石川建設工業株式会社 / 代表取締役社長
- ・川口 真史:株式会社相双事業開発 / 創業者 戦略最高責任者
- ・下村 寛幸:三菱倉庫株式会社 / 経営企画部成長戦略推進チーム
- ・大坂 吉伸:株式会社リバネス 投資育成研究センター センター長 / 株式会社グローカリンク 代表取締役
- ・福留 秀基:スパークル株式会社 / 代表取締役
- ・常木 孝浩:南相馬市 / 副市長
- ・玉井 航平:東北大学ロケット製作・打上サークル FROM THE EARTH / 代表
- ・邉 侑真:山形大学工学部高分子・有機材料工学科 / 合同会社celestar / 代表社員
- ・永原 陵司:Alterna Robotics / 慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 / 共同創業者・CTO
- ・伊藤 渓:学生ロケットサークル CORE / 能代プロジェクトマネージャー
- ・西村 星哉:ARES Project / 代表
- ・森島 悠:KARURAプロジェクト / 日本リーダー
大学生・大学院生が描く10年後の宇宙をテーマに議論
大坂は、学生たちの発表を受け、現在の延長線上だけではなく、次世代が描く未来を起点として、その構想や挑戦をどのように実現していくかという観点から議論に参加しました。
投資育成研究センターでは、科学技術・イノベーションに関わる研究者やベンチャー、大企業、教育機関、政府・自治体、金融機関などの相互作用に着目し、科学技術を起点とした挑戦がどのように生まれ、育ち、社会実装へとつながるのかについて研究・実践しています。
今回の「次世代宇宙ピッチ」も、次世代が持つ問いや構想を起点に、仲間、企業、地域、資金などをつなぎ、次の挑戦へと発展させていく「投資育成」の入口として捉えています。
東北全体をひとつの実証場へ
続く「東北はひとつの実証場になる ── 角田・能代・浜通りをつなぐ広域連携」では、大坂がモデレーターを務め、経済産業省 東北経済産業局、JAXA角田宇宙センター、福島イノベーション・コースト構想推進機構、能代市、角田市、南相馬市の登壇者とともに、東北に点在する宇宙関連の研究・試験・実証環境を地域横断でつなぐ可能性について議論しました。
地域や組織の境界を越えて、研究・実証・事業化をつなぐ仕組みについて議論
日時・会場: 8月7日 16:50 – 17:50 於 小高保健福祉センター
セッションテーマ: 「東北はひとつの実証場になる ── 角田・能代・浜通りをつなぐ広域連携」
登壇者:
- ・大坂 吉伸:株式会社リバネス 投資育成研究センター センター長(モデレーター)
- ・工藤 佳樹:経済産業省 東北経済産業局 地域経済部 製造産業課 / 製造企画係長
- ・吉田 誠:JAXA 角田宇宙センター / 特任担当役
- ・小林 正典:公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構 / 産業集積部長
- ・三上 涼星:能代市企画部総合政策課企業連携室 / 主査
- ・安達 宗平:角田市 産業建設部 商工観光課 / 主査
- ・荒井 拓也:南相馬市 宇宙関連産業推進室 / 主査
東北には、宮城県角田市のJAXA角田宇宙センター、秋田県能代市、福島県浜通りなど、それぞれ異なる特徴を持った宇宙関連の研究開発・実証環境があります。
本セッションでは、これらを個別の拠点として捉えるだけでなく、それぞれの強みを地域横断でつなぐことで、「東北全体をひとつの実証場」とし、研究開発から実証、事業化までを連続的に進められる環境を構築できないか、議論を深めました。
投資育成研究センターでは、資金提供だけを「投資」と捉えるのではなく、研究者、企業、自治体、金融機関など多様なプレイヤーが関わりながら、科学技術を起点とした挑戦を育てていく「投資育成」のあり方を研究しています。
今回の2つのセッションは、「次世代が描く未来や問いを起点として挑戦を生み出すこと」と、「地域を越えて研究・実証・事業化をつなぐ環境をつくること」という、投資育成研究センターが取り組むテーマにもつながる機会となりました。
今後も投資育成研究センターでは、地域に存在する研究・技術・人材・実証環境をつなぎ、新たな挑戦が生まれ、社会実装へと進んでいく仕組みづくりを研究・実践してまいります。
