マレーシア・ディープティックツアー

マレーシアのディープテックとビジネスエコシステムを探る

 2018年に建国以来初の政権交代が実現し、民意により歴史が大きく動いたマレーシア。マハティール首相が再びルックイースト政策を掲げ、2025年の先進国入りを目指しています。天然資源を活用した基幹産業への依存から脱却し、如何に新技術を取り入れ産業革新を起こせるか、ASEANはもとより全世界がマレーシアの次の一手に注目しています。

本ツアーでは、現地政府機関、企業、大学インキュベーターやスタートアップの訪問を通して、マレーシアの歴史を学び、今後確実にニーズが高まるハラルテックの核心に迫ります。また、バイオやドローン分野で急成長を遂げるスタートアップの訪問から、新事業創出のためのシーズ発掘も可能です。最終日には、マレーシアの大学発スタートアップ、教育・研究機関、企業が一堂に会し、分野を超えたプロジェクトの創出を議論する「Hyper Interdisciplinary Conference in Malaysia 2020」にもご参加いただけます。

また、参加者の方々のニーズに応じて、各訪問先の研究者やベンチャー企業へ、自社のプレゼンテーションの機会を提供もいたします。事前ヒアリングを行うことで、参加者の学びを最大化します。

【実施日程】

2020年1月15日(水)〜18日(土)

申込締切:2019年12月23日(月)17:00

※ 1月18日(土)はマレーシア国内のあらゆる分野の研究者が集う「Hyper Interdisciplinary Conference in Malaysia 2020」の見学参加

過去参加者の声

  • マレーシアのハラル文化やそれにかかわるテクノロジーについて直接研究者からヒアリングをすることができ、今後のアジア展開に向けてビジョンを立てるきっかけとなりました。
  • 訪問先では英語でのプレゼンの機会があり、自社の技術やサービスについて何度も伝えるトレーニングをすることができました。

【対象】

○ 経営企画・新規事業創出をご担当の方
○ マレーシアやイスラム圏へ進出を考えている企業の方
○ イノベーションエコシステムを構築したい自治体や大学の方

【特徴】

○ マレーシアの国家戦略の変遷や注力領域がわかるマレーシア人コミュニケーターの講義
○ 会社経営の経験が豊富な講師陣が行うファシリテーション
○ 現地訪問先のキーパーソンと出会い、提案プレゼンを行う機会の提供
*リバネスコミュニケーターによるプレゼンテーション支援あり

【これまでの訪問先一覧】

Bioeconomy Development Corporation

アグリ・バイオ分野を強みにマレーシアの経済発展の基盤をつくる政府機関を訪問。植物科学とバイオ工学を専門とするDr. Kodiより、天然資源活用、養殖、健康機能性、ハラルなどマレーシア政府が注力する産業分野について学ぶ。

Halal Industry Development Corporation (HDC)

ハラルの基礎的な定義や基準について知る。また、どのような産業政策を立てハラル産業を振興していくか、民間公社の役割についても学ぶ。

UPM Innohub

マレーシアのトップ農学系大学であるプトラマレーシア大学のインキュベーション施設を訪問。入居するスタートアップとの交流も行う。

UPM Halal Product Research Institute

プトラマレーシア大学内の、ハラル研究所を訪問。同研究所では、研究者が抽出・分析技術を強みにハラル認証の基準となる研究を行っている。政府への提案やをし、企業に対するハラル認証のためのデータ取得・分析、研修サービスも提供。文化・宗教分野にて今後求められる科学技術のありかたについて学ぶ。

Aerodyne Group

マレーシアでは近年、ドローン技術の活用が進みつつある。パームオイル等の農業利用に加え、建設が進む高速道路やビルの進捗管理など用途は幅広く、ASEAN諸国の発展プロセスやニーズに合わせたハイテク産業のありかたについて学ぶことができる。訪問するAerodyne Group社は、マレーシア最大のドローンベンチャー。ドローンを活用したソリューションビジネスを日本、マレーシア、シンガポール、アメリカ、アラブ首長国連邦を含む世界中で展開している。2014年に設立後、わずか4年で全社員200名規模に成長し、世界20カ国近くですでにビジネスを展開している。

TECH VENTURE MEETUP  in Malaysia

リアルテックスタートアップが集うTECH VENTURE MEET UP in Malaysiaを見学。彼らがもつ技術や、その裏にある熱、解決すべき課題とニーズに触れることで、自社の新規事業の立上げに向けたヒントとエネルギーを得る。

<本ツアーのファシリテーター>

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株式会社リバネス 国際開発事業部
アグリガレージ研究所プラント&フード室 室長

井上 剛史

京都大学大学院農学研究科地域環境科学専攻博士課程終了、博士(農学)。入社後は、専門性を活かして、アグリガレージ研究所にて、農学や植物科学の研究プロジェクトを進めている。また、国際開発事業部では、東南アジアでの日本の大学院生を対象とした海外研修の企画実施や、海外ベンチャーの発掘育成を通した企業や自治体との新規事業創出に取り組む。

リバネスマレーシア
創業開発事業部 アシスタントマネージャー

Idarahayu Ayob

マレーシア – 日本国際工科大学(MJIIT)において、技術およびイノベーションマネジメントの修士号を取得。大学院卒業後はデジタルエコノミー関連の政府機関に勤務し、産学連携プログラムや新技術開発のための研究費運営に従事。 2017年からLeave a Nest Malaysiaに参画し、マレーシアのリアルテックエコシステム発展のため、企業パートナーとともに新事業開発を推進している。

【参加費用】


ツアープログラム参加費:お一人様 400,000円(税別
12名限定のツアーです。お早めにお申し込みください。

※渡航や宿泊は各自でご手配ください。
※推奨ホテルは、Aloft Kuala Lumpur Sentralです。行程中の集合・解散も、同ホテルロビーとさせていただきます。KL Sentral駅からモール経由で直結です。クアラルンプール国際空港より、KLIA Ekspresという快速電車にて30分ほどの距離にあります。

 

※参加費に含まれるもの

・現地移動交通費(行程中、朝の集合から各所訪問を経て夕方の解散(どちらも集合場所のホテルロビーを起点)までの移動はマイクロバスで団体行動となります) 
※最終日のみ、イベント会場にて解散
・現地食費(4日間の昼食費用と、2日分の夕食費用はリバネスが負担いたします。夕食に関しては、1日目水曜日・3日目金曜日にご参加者の皆様との会食を予定しております。)

参加を希望される、もしくはリバネススタッフによる詳細のご案内がご希望の方は、以下の「申し込みはこちら」ボタンより、フォームにご記入をお願いします。

本プログラムに関するお問合せ先

株式会社リバネス 国際開発事業部
電話:03-5227-4198
email:[email protected]
担当:秋永