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【高専生向けインターン】第1回リバネス高専チャレンジ芝原工業賞 採択者が実社会の課題解決に挑戦するインターンシップを実施しました。

【高専生向けインターン】第1回リバネス高専チャレンジ芝原工業賞 採択者が実社会の課題解決に挑戦するインターンシップを実施しました。

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO:髙橋 修一郎)と芝原工業株式会社(本社:静岡県磐田市、代表取締役:芝原 利幸)は、この度、「第1回リバネス高専チャレンジ芝原工業賞」の採択者である高専生3名を対象に実社会の課題解決に挑戦するインターンシップを実施いたしました。インターンシップでは、採択となった課題解決アイデアを実装すべく、現場課題の深掘り、課題解決アイデアのブラッシュアップ、実装に向けたプロトタイプ開発に挑戦しました。並行して、科学技術を社会実装して課題解決に挑戦するディープテックベンチャーへのツアーを実施することで、課題解決に挑戦する上でのヒントを学びました。

<芝原工業株式会社からのリリース>
<松江工業高等専門学校からのリリース>

<リバネス高専チャレンジについて>

株式会社リバネスは、科学技術の発展と地球貢献を実現するため、自らの研究に情熱を燃やし、独創性な研究を遂行する若手研究者を助成する研究費助成事業として各種の「リバネス研究費・リバネス高専研究費」を推進しています。

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2022年6月より高専学生の成長を更に加速するべく、優れたアイデアと実装力を持つ高専生を対象に、製造現場を始めとした実社会で生じる具体的な課題をテーマとして提示し、その解決案を研究テーマとして募集する「リバネス高専チャレンジ」を立ち上げました。

芝原工業株式会社は、これまで溶接を中心とした板金関連の高い技術を強みとして成長し続けてきており、更なる成長を果たすため、発展著しい様々な分野の技術との共創を通し、社内外における多くの課題解決に取り組んでいます。この度、高専との共創を加速すべく、リバネス高専チャレンジを共同で設置しました。製造業の現場が抱えるリアルな課題を共有し、高専学生自身の課題解決に向けた挑戦を応援しその活動を通して、社会に通用する自信を身に付けてもらうと同時に、製造業への関心を深めてもらうことを目指します。

「リバネス高専チャレンジ」は、全国の高等専門学校に所属する学生を対象として、実社会の課題解決に挑戦するプログラムです。

この度、松江工業高等専門学校 遠藤さん、茨城工業高等専門学校 カモンパットさん/堤さん、大島商船高等専門学校 日高さんが「第1回リバネス高専チャレンジ 芝原工業賞」に採択されました。

<採択者/テーマについて>

# 採択者 挑戦課題 研究開発テーマ
1 松江工業高等専門学校 電子制御工学科
遠藤 結衣
【6】図面・CADデータを流用して、自動で寸法検査する方法を考案せよ! 部品の自動寸法検査機の開発
2 茨城工業高等専門学校 国際創造工学科・情報系
カモンパット インタウォン
【1】見分けのつかない加工途中の板材を見分けて、その所在がわかる仕組みを考案せよ! スマートグラスを用いた迅速で正確な板材管理システム
3 茨城工業高等専門学校 国際創造工学科・情報系
堤 羅馬
4 大島商船高等専門学校 専攻科 電子・情報システム工学専攻
日高 洸陽
【3】品質基準が曖昧な外観検査を定量化する仕組みを考案せよ! 「職人技」の定量化と安定化を目指して

<インターンシップについて>

【実施日程】9/12(月)-9/16(金)

【実施場所】芝原工業株式会社(静岡県磐田市匂坂中1600-30)

【実施内容】研究開発プレゼン、現場課題の深掘り、課題解決アイデアのブラッシュアップ、実装に向けたプロトタイプ開発、ディープテックベンチャーツアー、成果発表、継続開発に向けたネクストアクションの洗い出し

インターンシップ開会時には、芝原工業株式会社の芝原 利幸氏から「第1回リバネス高専チャレンジ芝原工業賞」の採択通知書が高専生3名に授与されました。


▲松江工業高等専門学校 電子制御工学科 遠藤 結衣さん


▲茨城工業高等専門学校 カモンパット インタウォンさん


▲茨城工業高等専門学校 堤さん

インターンシップでは、採択となった課題解決アイデアを実装すべく、現場課題の深掘り、課題解決アイデアのブラッシュアップ、実装に向けたプロトタイプ開発に挑戦しました。


▲芝原工業社の先進的な取り組みなどを紹介

▲芝原工業社の工場見学を実施

▲高専では触れられない最新の板金加工機器の見学を実施
▲部品製造から組み立てまで一貫で行う生産プロセスを体感
▲挑戦課題である板材の管理状況と課題への理解を深める ▲日本でも数少ない少量多品種対応したロボット溶接の見学
▲板金加工のプロセスを体験して現場への理解を深めた ▲現場課題への理解を深めた上で、課題解決に向けた開発に挑戦

並行して、科学技術を社会実装して課題解決に挑戦するディープテックベンチャーへのツアーを実施することで、課題解決に挑戦する上でのヒントや今後のキャリアの考え方を学びました。

X線を活用した先進的な検査装置を開発する株式会社ANSeeNでは、群馬高専出身でもある小池社長から、検査装置の技術や解決を目指す課題、活用現場での実情・制約などを学び、X線装置を使った撮像体験を実施しました。不整地産業向けのクローラー開発をするCuboRexでは、長岡高専出身でもある寺嶋社長から、ご自身のキャリアと課題解決への考え方の変遷を伺い、高専生のキャリアや課題解決の面白さについて議論しました。


▲X線を活用した先進的な検査装置を開発する株式会社ANSeeN 様

インターンシップの終盤では、芝原工業の芝原社長及び、現場で働く社員の前で、研究プレゼンを実施することで、インターンシップでの成果発表と、課題解決に向けた方向性を議論しました。


▲松江工業高専の遠藤さんの発表
▲茨城工業高専のカモンパットさん・堤さんの発表
▲現場社員の方々と実装に向けた議論を実施 ▲プロトタイプを使ったデモンストレーションで、現場からのフィードバックを取得

今後は、リバネス・芝原工業が伴走支援して、現場と高専を行き来しながら実社会の課題解決に挑戦していきます。

<2月に実施した事後活動の中間報告会の様子はこちら>

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これからもリバネス・芝原工業では、高専生の課題解決に向けた挑戦のサポートと、成長する場づくりを推進し、社会に通用する実力と自信を身に付けてもらう機会を創出します。

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