株式会社ビクセン 第1回教員向け研修会 「太陽を見上げて授業をしよう」開催報告
2009年月7日5日
株式会社リバネス11階にて、教員向け研修会 宇宙を見上げて授業をしよう(主催株式会社ビクセン、企画リバネス)が開催されました。
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 清水敏文先生をお招きし、「太陽観測衛星「ひので」から知る太陽」というテーマで最先端の研究についてお話いただきました。
また、株式会社ビクセンのスタッフによる天体望遠鏡の組み立て、ファインダー調整講座を行い、望遠鏡の使い方も体験していただけました。
太陽表面の温度は約6000℃と高温ですが、
実はその周りのコロナと呼ばれる部分は100万℃以上の超高温になっています。
なぜ、表面よりも周囲が高温なのか、この現象は「コロナ加熱」と呼ばれ、太陽の謎のひとつです。
JAXAの清水先生は、最新の太陽観測衛星「ひので」をつかってこの謎に挑戦しています。
ひのでを使い太陽の磁場を観測すると、それまで見えなかった太陽のダイナミックな磁場の様子が観測されました。
この磁場がコロナ加熱の謎を解く大きな鍵になりそうです。
太陽観測についての講義
望遠鏡の種類、使い方についての講座(株式会社ビクセン)
外に出ての望遠鏡の組み立て、ファインダー調整講座(株式会社ビクセン)
今回も多くの先生にお越しいただき、ありがとうございました。
ぜひ、物理や化学の時間に宇宙についてお話してみてくださいね!