株式会社ビクセン 第3回教員向け研修会 「金星を見上げて授業をしよう」開催報告
2010年月2日21日
株式会社リバネス11階にて、教員向け研修会 宇宙を見上げて授業をしよう(主催株式会社ビクセン、企画リバネス)が開催されました。
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 中村正人教授をお招きし、「地球の双子星 金星の謎に迫れ」というテーマで最新の研究を紹介いただきました。
また、株式会社ビクセンのスタッフによる天体望遠鏡の組み立て、ファインダー調整講座を行い、望遠鏡の使い方も体験していただけました。
地球のお隣金星は実は、地球と同じ46億年前に形成され、質量、大きさともにほぼ同じ惑星です。
しかしCO2が大気成分の約97%、地表温度が460℃と地球地は異なる点を持っています。
CO2は重い気体であり、また金星の自転は非常にゆっくりなため、大気の速度も非常にゆっくりであると考えられます。
しかし、実際は、「スーパーローテーション」と呼ばれる高速の大気循環がおこり、金星の謎のひとつとされています。
中村先生は金星探査機「あかつき」を使った観測からこの謎を解き明かそうとしています。
望遠鏡の種類、使い方についての講座(株式会社ビクセン)
外に出ての望遠鏡の組み立て、ファインダー調整講座(株式会社ビクセン)
今回も多くの先生にお越しいただき、ありがとうございました。
ぜひ、化学や物理の時間に宇宙についてお話してみてくださいね!