【終了しました】理系のキャリアカフェ:音声学×音響分析=発音矯正システム
写真は当日の様子
英語の発音指導をもっと効率的にするにはどうすればよいだろう?
従来の発音指導のソフトは、学習者の声を分析して、それがネイティブとどれくらい違うか、
スコアで表しているものしかありませんでした。
そこで、音声学のバックグランドを持ち、英会話を指導していた奥村様が
学習者の発音を解析して、それを口の形や舌の位置など、適切なアドバイスで指導することができるソフトが欲しい、と考え産総研の研究者の方々へアプローチしたことがきっかけで、発音矯正ソフト「発音力」が生まれました。
ソフト開発までの道のりを児島先生、大村先生にお話しいただき、
そのあとに奥村様に「発音力」のソフトについてお話頂きました。
発音のサイエンスとビジネスとアカデミアの接点について学んだ、楽しい2時間でした!
英語の発音、日本人にはもうどうにもならないと思っていませんか?
産業技術総合研究所がこのテーマに取り組み、一つの答えに辿り着きました。
それは産総研の音響分析技術と音声学の知見に基づいて、
言語音声の調音状態(口の中の状態)まで判定矯正する英語学習ツール「発音検定」です。
青山学院大学の実験によると、発音の質だけでなく10時間でリスニングにも効果が現れています。
今回の理系のキャリアカフェはこのプログラムの開発に携わった研究者二人をお招きしてお話し頂きます。
音のサイエンスに興味が有る方、英語のリスニングに効果のある学習方法を探している方、
アカデミアの研究とビジネスの接点に興味のある方は是非ご参加下さい。
日時:2013年4月14日(日) 15:00-17:00
場所:リバネス カフェ&ダイニング
参加費:1000円(ワンドリンク付き)
定員:20名
対象者:理系大学生、大学院生、ポスドクなど若手研究者
講師:株式会社プロンテスト 代表取締役 奥村真知様
ゲスト講師: 産業技術総合研究所 児島宏明先生、大村浩先生